最終更新日:2014.12.9

目次

1. はじめに
2. 機能概要
3. 仕様詳細
4. 作成方法
5. テスト方法

1. はじめに

   本ドキュメントは、MIRS1403の音楽再生システム詳細設計書である。
   

2. 機能概要

   USBによるCPUボードとアンプモジュール接続により、競技中に音楽等の音声を流す。
   音声を流すことにより客の興味を引く演出の1つ。
   

3. 仕様詳細

   1. アンプモジュール

      使用するアンプモジュールの仕様書へのリンクを以下に示す。
      10W＋10WステレオD級アンプモジュール（USB I/F付き）
      

   2. スピーカー

      使用するスピーカーユニットの仕様書へのリンクを以下に示す。
      マイクロスピーカーユニット
      

   3. 電圧調整ボード

      またアンプモジュールを駆動させるために作成した、簡易的な電源ボードの回路図を示す。
      今回、アンプモジュールの電源はLEDの演出と同じ12V(単三電池8本)を用いる。そのためアンプモジュールの定格5V(min:4.5V〜max:5.5V)まで落とし、安定化させるために用いる。また用いるレギュレータの仕様では、出力電圧が4.75V〜5.25Vの範囲内で振れるが、これはモジュールの定格範囲内に入っているため問題ないと考えた。
      

4. 作成方法

   今回はパターンがシンプルであったため、ユニバーサル基板上に配線し、1つのボード上にシステム全体をまとめた。
   

   1. 実装図

      システム全体の実装図を以下に示す。
      

   2. 使用部品

      作成に必要な部品を以下に示す。
      

      記号・記号	名称	型番/値	数量
      アンプモジュール	10W+10WステレオD級アンプモジュール(USB I/F付き)	TA1101B+UAC3552A	1
      スピーカーユニット	マイクロスピーカーユニット	HDR9225	2
      USBコネクタ	基板取付用USBコネクタ(Ｂタイプ メス)		1
      レギュレーター	低損失三端子レギュレーター	LM2940CT	1
      C1,C2	積層セラミックコンデンサ	47μF,22μF	各1

5. 試験方法

   電圧調整ボードについては、入力を安定化電源(12V)につないだ状態で、出力電圧が目標とする値(min:4.75V〜5.25V)が得られているかをテスターにより確認する。
   またそれをアンプモジュール、スピーカーを接続したシステム全体で試験するため、アンプモジュールとPCをUSB接続し、適当な音声を再生して確認する。
   

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