名称 MIRS13CP 新競技会競技規定
番号 MIRS13CP-RULE-0001

最終更新日:2014.02.14

版数 最終更新日 作成 承認 改訂記事
A01 2013.10.21 大川 初版
A02 2013.10.23 井上 追加
A03 2013.11.22 大川 追加
A04 2013.12.06 大川 追加
A05 2014.02.14 大川 追加

目次




1.協議規定

  1. 競技内容

    @競技は各班2回行う.1回の競技時間は6分とする.競技開始は審判によって開始の合図が出された時点とする.
    A各回の競技の合計点によって順位を決定する.
    B各班の競技は,競技時間内に宝を1つでも守りきるか,怪盗に脱出された時点で終了とする.
    C競技途中での棄権を認める. 棄権した場合,その時点での得点から‐180点を引いた得点となる.
    D競技1回目の順番はくじ引きで決定する.くじ引きは競技会以前の適当な時期に行う.競技2回目は競技1回目の得点の低い班から行う.
    E競技1回目と2回目の間にロボットの改良及びソフトウェアの変更を行っても良い.
    F競技1回目と2回目の間においてただし,宝の位置と怪盗の色は変更する.
    G8に示す禁止事項を行った場合は,その行為が確認された時点で失格とする.失格となった場合は競技を中断し,その下位の競技の得点を-180点とする.


  2. 競技の流れ

    @宝の位置の情報を決定する.それを各班ごとに決めた方法でMIRSに情報を転送する.
    A審判の合図により競技開始,初めに巡回を行う.3分以内に各台座をすべて回ることでクリアとする.
    B開始から3分経過すると怪盗が侵入する.ここからは終了時間まで怪盗から宝を守ることが目的となる.怪盗に宝をすべて盗まれて脱出されても競技終了となる.
    C5に示す動作により随時加点・減点される.得点は7に示す.
    D競技中に審判に申告することで,機体に触れることができる.ただし,その度に減点する.


  3. ロボット

    警備ロボット
    @動作は自律型でなければならない.
    Aロボットの大きさは,競技の開始時において底面50cm×50cm,高さ33cm以内に収まるものとする.
    B変形は可能とし,前後左右の最大長が75cm以内に収まるものとする.ただし,元の大きさに自動で戻れることを必須とする.
    C飛び道具は禁止する.
    D電源は,ロボット自身に搭載する電池から供給するものとし,外部から供給してはならない.
    E競技中にロボットの部品が落ちてはならない.
    怪盗ロボット
    @ラジコン操作とし,ライントレースにより走行する.ロボットの大きさは底面が30cm×30cm,高さ33cmとし,最高移動速度は30cm/secとする.
    A後部に超音波を搭載し,後方から接近する警備ロボットを感知することができ,宝を盗むためのアームを有している.また,背後の方向へ赤外線を出している.
    B走行が3秒間妨げられると停止する.
    C怪盗を特定するための情報があり,怪盗の上部に直径20cmのボールが取り付けられている.ボールの色は赤か青とする.怪盗の正面に2桁の数字が付けられる.


  4. 競技場

    @競技場の大きさは5m×5mとする.
    A壁は高さが33cmとする.
    B壁の色は透明とする.板には縁に黒のラインがあるものとする.
    C競技場の床には50cm×50cmの黒いタイルカーペットを敷き,その上にフィールドを構築する.
    D床には怪盗ロボット用にライントレースの5cm幅の白線が引かれる.
    E出入口は,警備ロボット用が1箇所,怪盗用が2箇所ある.


  5. 仕掛け

    @小部屋
    A)大きさは100cm×100cmまたは,100cm×150cmとし,色は白とする.
    ただし,競技場の外壁と接する部分は競技場の壁を用いる.
    B)中には必ず台座が設置されている.
    C)以下の図に小部屋の例を示す.


    A柱
    A)大きさは50cm×50cmの角柱と直径20cmの円柱とし,色は白とする.
    B)以下の図に柱の例を示す.


    B台座
    A)大きさは,底面20cm×20cm,高さ8cmとする.
    B)競技場に10個設置される.

    C宝
    A)大きさは,底面15cm×15cm,高さ25cmとし,台座の上に設置される.
    B)正面に1桁の番号がある.
    C)競技場に6個設置される.
    D)ライトが点灯しているときを宝があることとし,消灯されたとき宝が盗まれたとする.


  6. 順位及び判定

    @競技順位は,競技2回の合計点が多い方を上位とする.
    A合計点が同じ場合は,@到達したチェックポイントの数,A怪盗確保後の残り時間,B3分間での到達したチェックポイントの数を基準に順位を決定する.
    B途中棄権した場合はそのときの点数から宝がすべて盗まれた分の点数を減点したものが得点となる.
    C表に仕掛けの配点を示す.


  7. 禁則事項

    以下のことを行った場合は失格とする.なお、宝がすべて盗まれたものとし、得点は-180点とする.
    @競技中にロボットの遠隔操作をする.ただし,ロボットの状況を把握するために無線でロボットに接続することおよびデータ転送は可とする.
    A競技場内に設置された壁を乗り越える.
    B競技場を故意に破壊する.




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