名称 MIRS1304 エレクトロニクス詳細設計書
番号 MIRS1304-ELEC-0001

最終更新日:2013.12.18

版数 最終更新日 作成 承認 改訂記事
A01 2013.12.18 青島 良 牛丸 初版


目次

1.本ドキュメントについて
2.コンセプト
3.詳細
3.1.モーターコントロールボード
3.2.ドータボード
3.3.電子コンパス
3.4.赤外線センサボード
3.5.LEDマトリックス
4.まとめ

1. 本ドキュメントについて

本ドキュメントは、MIRS1304のエレキ担当の内容に関するドキュメントである。

2.コンセプト

MIRS1304はIOエラーをなくすという目標を達成するためにモータコントロールボード、ドータボードを1枚にまとめる。犯人確保のために、新しく電子コンパス、赤外線センサを搭載する。また、エンターテインメント性向上のためにLEDマトリックスを実装する。


3.詳細

以下にエレキが今回作成するものについて述べる。

3.1.モーターコントロールボード

MIRSMG3D モータ制御ボード改良プロジェクトによって改良されたモータコントロールボード2枚を1枚にまとめる。
その際、既製品のケーブルを使用するため左右で分かれていたコネクタを1つにまとめる。
回路図と再設計した基板のパターン図を下に示す。




回路図



パターン図
MIRSMG3D モータ制御ボード改良プロジェクト
モータコントロールボードの試験はMIRSMG3D MTCB試験仕様書に沿って行う。

3.2.ドータボード

一昨年度のMIRS1103,MIRS1104,MIRS1105のオリジナルドータボードを参考に、ピン配置を変更し、FPGAボード、CPUボードとドッキングできるように2枚のドータボードを1枚に集約した。 回路図と再設計した基板のパターン図を下に示す。



回路図



パターン図
昨年度MIRS1103,MIRS1104,MIRS1105のオリジナルドータボード
ドータボードの試験はMIRSMG3D ドータボード基盤試験仕様書に沿って行う。

3.3.電子コンパス

機体がどこを向いているかを判断するために電子コンパスを実装する。
電子コンパスを実装するためにI2C通信を制御する必要がある。そのため、PICを用いてデータを制御する
I2C通信変換ツールをプロジェクトでMIRS1301とMIRS1303と共同開発しているため、それにのっとって班全員で作成する。
MIRSMG3D I2Cマスターボード製造プロジェクト

3.4.赤外線センサボード

犯人にでている赤外線を感知するために赤外線センサを実装する。犯人から40kHzで常時赤外線が出ているそのために赤外線センサボードの設計・製作をエレキ班全員で行う。
赤外線センサボードの製造はMIRSSTND 赤外線センサボード製造仕様書に沿って行う。
赤外線センサボードの試験はMIRSSTND 赤外線センサボード試験仕様書に沿って行う。

3.5.LEDマトリックス

エンターテイメント性向上のためにLEDマトリックスを搭載する。
LEDマトリックスを使って機体がどんな状態かを把握することにも使う。

回路図

フローチャート

デジタル回路の概略図

4.まとめ

私たちの班は夏の体験入学のときのプレ競技会で迷路を1つも攻略することができなかった。
その悔しさを力に変えて新競技会で優勝するために私たちに与えられた仕事をしっかりこなしてチームに貢献したい。



沼津工業高等専門学校 電子制御工学科