名称 | MIRS1301 標準機統合試験報告書 |
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番号 | MIRS1301-TECH-0003 |
最終更新日:2013.09.30
版数 | 最終更新日 | 作成 | 承認 | 改訂記事 |
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A01 | 2013.09.23 | 高原 一真、吉田谷隼平 | 初版 | |
A02 | 2013.09.30 | 高原 一真、吉田谷隼平 | 単体機能試験結果の項目を修正 競技風景の写真の追加 |
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A03 | 2013.09.30 | 高原 一真、吉田谷隼平 | 青木先生 | 競技会の日付などを補足 |
本ドキュメントは、 MIRS1301の単体機能試験および 8/10の一日体験入学で行われた標準機競技の結果を記したドキュメントである。
単体機能試験は一日体験入学で使用したプログラムを用いて行った。
各単体機能の試験結果を以下の表1に示す。
機能名 | 試験結果 |
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直進走行 | 幅500[mm]の通路1000[mm]を速度10[mm/s]で壁に衝突することなく走行できた。 競技会本番のコースは最長で5000[mm]の通路が存在する可能性があるが、 タッチセンサによる障害物回避を併用すれば通路走行可能である。 |
回転走行 | その場で1回転する動作を10回繰り返した。 1周あたりの誤差は10[deg]未満。回転速度はおよそ30[deg/s]だった。 ロータリーエンコーダのみでの通路走行は困難だが、 タッチセンサーによる障害物回避を併用すれば通路走行は十分可能。 |
周回走行 | 壁に衝突することなくロータリーを一周することはできなかったが、 機体正面から衝突することもなかったので左右のタッチセンサーを併用すれば走行可能。 |
数字認識 | 50[cm]の距離で正対させて数字認識を10回行い、全て正常に認識した。 |
8/10の一日体験入学で標準機競技が行われた。
ロータリーエンコーダとタッチセンサーによる通路走行が正常に行われたため、
本番2回とも危なげなくゴールすることができた。
超音波センサーとWebカメラを使用することはなかった。
競技会風景の写真を図1、図2に示す
最大の改善点は、
事前公開されたコースを前提としたプログラムを設計したことである。
小部屋やロータリーで出口を探す機能が存在しないことは迷路攻略において致命的であり、
コースに少しでも変更があった場合はプログラムを変更する必要があった。
基本的な走行機能、白線を用いた正対補正、通路走行機能については
十分な精度が得られているので標準機統合試験としての問題は無い。
一度ソフトウェア担当全員が集まって開発の方針を立て、
機能別に担当者を割り当ててコーディング、単体テストを行い、
時間に余裕をもって統合試験に臨むべきだったが、どれも達成できていない。