名称 MIRS1202 モータ制御ボード試験報告書
番号 MIRS1202-TECH-0003

最終更新日:2012.7.27

版数 最終更新日 作成 承認 改訂記事
A01 2012.7.27 二見、森川 初版

目次




1. 目的


本ドキュメントは、モータ制御ボードの動作試験の方法について記したドキュメントである。


2. 試験プログラムの実行

2.1 USART.hexについて
USART.hex : USART(RS-232C調歩同期シリアル通信)確認するプログラム。
FPGAボードを直接PCに接続し、「TERATERM」を起動して、直接データのやり取りを行うとしたが、配線当の事情により行うことができなかった。しかし、「2.2」、「2.3」、「2.4」でプログラムがきちんと動作したのでモータ制御ボードの試験はできたものとする。(レビュアーに承認を得てUSART.hexの試験はこれ以上行わない)
また、「2.2」、「2.3」、「2.4」でプログラムがきちんと動作したかについては以下で述べる。


2.2 RE.hexについて
RE.hex : MG3 モータ制御ボードRE読み取るプログラム。
PICに RE.hexを書き込み、ロータリーエンコーダを指で回してみたところ、LEDが正転だったら点灯し逆転なら消灯した。これを二名のものがそれそれのモーターに対して行い、目視によって確認した。
また自分らがかなりの速さや、すごくゆっくりと回転させた場合、正転のとき点灯し、反転の時は消灯した。


2.3 PWM.hexについて
PWM.hex : モータ制御部の確認するプログラム。
PICにPWM.hexを書き込み、一秒毎に正転→逆転→正転→停止→逆転→正転→逆転→停止を3回セット(PWM Duty50% / 100% / 0% )を繰り返すプログラムを作動させた。そのときオシロスコープのプローブで繋いだところ、波形が顕れた。
この結果で得た波形を以下に示す。
次に示した動画を見てわかるように、PWMのDuty比がそれぞれ50% / 100% / 0%となっていることがわかる。よってDuty比が正しく出力されていることから、モーターは正常に作動していることがわかる。
PWM.hexの試験動画

2.4 siotest.c について
siotest.c : シリアル通信回路が正常に動いて、直接任意の値を書き込むと、結果を読み込むプログラム。
実際にPICにintegration.hexを書き込んで作動させてみたら、動作した。実際にアドレスに「0x02」を書き込み、そのあと出力したら「2」という値が返ってきた。

この時の結果について、以下に図として示す。







以上よりモータ制御ボード試験を合格とする。




沼津工業高等専門学校 電子制御工学科