名称 MIRS1201 ON/OFF I/Oデータ取得試験プログラ
番号 MIRS1201-SOFT-0002

最終更新日:2012.06.08

版数 作成日 採番者 作成者 改訂内容
A01 2012.6.15 齋藤 戸本 初版


目次








1.はじめに


本ドキュメントは、MIRS1201のOn/Off I/Oデータ取得試験プログラムと、On/Off I/Oデータ取得試験についてまとめたドキュメントである。




2.環境準備


On/Off I/Oデータ取得試験を行うために準備するもの
    ・ドータボード
    ・CPUボード
    ・FPGAボード
    ・電源ボード
    ・タッチセンサ
    ・白線センサ
    ・赤外線センサ
    ・ディスプレイ及びケーブル
    ・キーボード
    ・バッテリー×2
    ・電源ケーブル
    ・赤外線発信機

On/Off I/Oデータ取得試験をするための環境設定の確認



3.プログラム概要


このプログラムは、各On/Off I/Oセンサ1〜12からの値を1秒ごと取得し、その値をディスプレイに表示するプログラムである。
以下に、実行画面の出力例を示す。
    I/O[1] = 0
    I/O[2] = 0
    I/O[3] = 1
    I/O[4] = 0
    I/O[5] = 1
    I/O[6] = 1
    I/O[7] = 1
    I/O[8] = 1
    TS[1] = 0
    TS[2] = 0
    TS[3] = 0
    TS[4] = 0
On/Off I/Oセンサの中でもタッチセンサの取り付け位置は決定しているため、タッチセンサのみ表示が違っている。

この例の場合、On/Off I/Oセンサ3、5〜8はOnである。
しかし、On/Off I/Oセンサは接続されていない場合1を返すので、接続されていない可能性もある。

各On/Off I/Oセンサの取り付け位置とセンサ番号は
「MIRSMG3D-DOUB-0005ドータボード取扱説明書」を参考のこと。



4.試験手順


1、MIRSを起動し、起動後、On/Off I/Oデータ取得試験プログラムがあるディレクトリに移動する。
    $ cd /home/mirs/src/mg3_std_program/test

2、On/Off I/Oデータ取得試験プログラムを実行する。
    $ sudo ./irs_ts_ws_test

3、センサが取り付けられているポートの出力が0であることをディスプレイで確認する。

4、各センサのチェック
    4.1、白線センサ
     白線センサに白い紙等を近づけ、そのポートの出力が1になることをディスプレイで確認する。
     なお、白線を感知した白線センサはLEDが発行する。
     発光しない、またはしにくい場合は、白線センサの可変抵抗を調整することで反応する可能性がある。
    また、白線センサの性能試験として白色、緑色に対して白と認識する距離を測定する。
    測定は4回行い、平均を取る。
    4.2、赤外線センサに赤外線発信機を用いて赤外線を当て、そのポートの出力が1になることをディスプレイで確認する。
     また、赤外線センサの性能試験として赤外線発信機に対してポートの出力が0から1になる距離を測定する。
      測定は4回行い平均をとる。
    4.3、タッチセンサを押し、そのポートの出力が1になることをディスプレイで確認する。



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