名称
MIRS1201 超音波距離計測試験プログラム
番号
MIRS1201-SOFT-0001
最終更新日:2012.6.15
版数
最終更新日
作成
承認
改訂記事
A01
2012.6.15
齋藤 亮
出川教員
初版
目次
1.はじめに
2.環境準備
3.プログラム概要
4.試験手順
1.はじめに
本ドキュメントは、MIRS1201の超音波距離計測試験プログラムと、超音波距離計測試験についてまとめたドキュメントである。
2.環境準備
超音波距離計測試験を行うために準備するもの
・CPUボード
・電源ボード
・ディスプレイ及びケーブル
・キーボード
・安定化電源
・電源ケーブル
・メジャー
超音波距離計測試験をするための環境設定の確認
・CPUボード,電源ボード,安定化電源,センサ,ディスプレイ,キーボードがすべて接続されているか確認する。
・安定化電源の電源を入れる。
・標準プログラムがインストールされているか確認する。/home/mirs/src/mg3_std_program 以下が標準プログラム群のディレクトリである。
・標準プログラムがコンパイルされているか確認する。
・標準プログラムがインストールまたはコンパイルされていない場合は、
「MIRSMG3D-OSIN-0009標準プログラムパッケージ」
を参考にインストールまたはコンパイルを行う。
3.プログラム概要
今回試験で使用するプログラムは、各超音波センサ1〜4からの値を0.5秒ごと取得し、その値をディスプレイに表示するプログラムである。
以下に、実行画面の出力例を示す。
uss[1] = 250
uss[2] = 20
uss[3] = 100
uss[4] = 9999
この例の場合、超音波センサ1は250[cm]の値を返している。
20センチ以下の値は読めない為、超音波センサ2は近すぎて読めていない可能性がある。
エラー時は9999が帰ってくる。超音波センサ4は、距離が遠くて読めていないか、接続が出来ていない可能性がある。
超音波センサ自体の仕様は、
「MIRSMG3D-USSB-0001超音波センサ仕様書」
を参考のこと。
4.試験手順
1、CPUを起動し、起動後、超音波距離計測試験プログラムがあるディレクトリに移動する。
$ cd /home/mirs/src/mg3_std_program/test
2、超音波距離計測試験プログラムを実行する。
$ sudo ./uss_test
3、各超音波センサの前に障害物を設置し、その障害物までの距離をメジャーで測り、その値とディスプレイに表示されている値を比べてテストを行う。これを各条件の下で行う。
20cm以上100cm未満は10cm毎に計測し、100cm以上は25cm毎で200cmまで計測する。
20cm未満の測定ではどのような計測結果が得られるか確認する。
障害物を円柱にした場合(20cmから10cm刻みで50cmまで)と、超音波センサを-45,-30,-15,15,30,45度に傾けた場合(20cmから100cmまで20cm毎)も行う。
計測は各5回行う。
関連文書
MIRSMG3D-OSIN-0009
---標準プログラムパッケージ
MIRSMG3D-USSB-0001
---超音波センサ仕様書