名称 MIRS10CP 通路壁強化技術調査報告書
番号 MIRS10CP-TECH-0001

最終更新日:2010.6.18

版数 更新日 作成 承認 改訂記事
A01 2010.6.18 吉田 江上 初版

目次

  1. 本ドキュメントについて
  2. 壁について
  3. 新材料について
  4. 調査結果


1.本ドキュメントについて
本ドキュメントは、競技場の壁の強度問題に関しての技術調査結果である。

2.壁について
平成21年度より、MIRSはMG3へと移行し、目標も従来のポスト獲得から迷路走破と変更となった。
初年度である昨年度の競技会実施の結果、競技場、特に壁の強度問題が浮き彫りとなった。
通路壁は迷路を構成する重要な要素であり、その強度が不十分であると、競技が成り立たない。

2.新材料について
今回、壁の強度問題を改善するための新材料として、クリップを用いた。
このクリップは、壁およそ3枚分(約150cm)で、壁の上部に壁と壁をつなぐ形ではめる。
価格は300円程度。

3.調査結果
調査の様子をfig.1に示す。



        fig.1 調査結果


クリップをつけることにより、強度は向上したように思われる。
しかし、衝撃を与えるとやはり多少歪む。
クリップの数の関係上、今回は数枚の壁をつないだだけであり、
競技場のように多数の壁で構成すればかなりの強度が期待できる。
また、壁上部だけではなく、下部にもつけることで、強度があがる。
角に設置できる素材や、その他さらによりよい素材を探す。





沼津工業高等専門学校 電子制御工学科