名称 MIRS1005 ロータリーエンコーダについて
番号 MIRS1005-TECH-0001

最終更新日:2010.7.9

版数 最終更新日 作成 承認 改訂記事
A01 2010.7.9 土屋 石金 初版
A02 2010.7.9 刑部 石金 特徴・用途・価格


技術調査

     の2つの方式があることが分かった。
インクリメンタル方式
分解能[パルス数/回転]を使って、1回転でいくつのパルスを出力するかを決定する。
軸が回転するたびにパルスを出力するので、軸が何度動いたかといったデータはパルスの数を数えることによって得ることができる。
このパルスは安いもので10~20パルス高いもので5000パルス以上出力するものもある。
2相のパルスを出力することによって、時計回り、反時計回りを判断する。
欠点としては、回転軸の絶対的な位置を検出できないことである。そのため、機械的に位置合わせをしてそこを初期値として数えるといったイニシャル処理が必要となる。


アブソリュート方式
回転軸の絶対的な位置を検出する。回転軸の現在位置にあわせて、グレイコードと呼ばれる2進データを出力する。 従って、機械的な位置合わせでカウントリセットするといった処理を必要としない。 分解能は、高いもので2000[分割/回転]程度までとれるものもある。


オープンコレクタ出力
トランジスタのコレクタ端子がそのまま出力される。  
回転角度の検出方法はフォトインタラプタを使った光学式が多い。


TTL互換電圧出力
5Vの電圧でパルスを出力する。  
回転角度の検出方法はフォトインタラプタを使った光学式が多い。  
少し高価でサイズが大きい。


無電圧接点出力
手動式で機械的な接点が回転することによりON/OFFが変わり、A,B相が出力される。 比較的安価なのが特徴。しかし分解能に限りがある。



ロータリーエンコーダの製品
   1.OIS85シリーズ
   2.OIH48シリーズ
特徴
1.
用途
1.ACサーボモータ
2.AC・DCモータ制御


価格
1.詳細不明
2.¥4540


引用
  • ロータリーエンコーダを使う
  •    http://homepage1.nifty.com/rikiya/software/113ROTENC.htm
  • TAMAGAWA SEIKI CO,LTD
  •    http://www.tamagawa-seiki.co.jp/jp/japan/products/sensor/rotary.html


    沼津工業高等専門学校 電子制御工学科
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