名称 |
超音波センサー |
番号 |
MIRS1005-MEMO-0002 |
最終更新日:2010.07.13
版数 |
更新日 |
作成 |
承認 |
改訂記事 |
A01 |
2010.07.13 |
田村 |
石金 |
初版 |
超音波センサー
1、超音波センサーとは
超音波センサとは送波器により超音波を対象物に向け発信し、その反射波を受波器で受信することにより、対象物の有無や対象物までの距離を検出する機器です。
2、原理
- ・超音波センサは、センサヘッドから超音波を発信し、対象物で反射してくる超音波を再度センサヘッドで受信し、この音波の発信から受信までの時間を計測することで対象物の位置を検出する。
- ・空気の音速
空気中の音速は、気温0℃の時に331.45m/sになり、また、各気温での音速は以下の計算式で求めることができる。
公式はC=331.45m/s+0.607m/s×t(℃)となる。
超音波の発信・受信には圧電セラミックを使用している。
3,指向特性
- 所要の音響エネルギーを目標物に与えるのに必要な無指向性送波器と、指向性送波器の音響出力の比を指向性利得と言う。
- 周波数が高く、振動面積が大きいほど指向性が鋭くなり、音波を効率よく発射することができる。
- 超音波センサとして実用されているセンサ部の指向特性は、音圧半減角(半値角)で8〜30°程度である。
取り付け
前後左右3方向に取り付ける
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沼津工業高等専門学校 電子制御工学科