沼津高専 電子制御工学科

MIRS0802 AMCB.Ver2 製造・試験仕様書

MIRS0802-ELEC-0004

改訂記録

版数

作成日

作成者

承認

改訂内容

A01

2008.2.14

柴田

初版

目次

1.本ドキュメントについて
2.製造方法

2.1.概略

2.2.回路図

2.3.CAD図面

2.4.使用部品

3.試験方法

3.1.導通

3.2.部品配置チェック

3.3.動作試

3.4.実装外観


1. 本ドキュメントについて

このドキュメントは、MIRS0802エレクトロニクスのAMCB.Ver2の製造および試験方法を示すためのものである。

今回製造するAMCB.Ver2では旧ボードで問題となっていた

・左右のアームでの動作時間の違い

・アームの動作を行えないときの整備性の悪さ

・アームの収納の確実性

という点を改善した。

2. 製造方法

この項では、以下に記す図面に基づき基盤を製造し、回路図と照らし合わせながら部品を半田にて実装する。

2.1. 概略

MIRS0802では、ポスト獲得のためにアームを用いるが、そのための制御基盤を設計・製作する。

PICを用いてアームのモータの制御をする。

2.2. 回路図

製作する回路の回路図を以下に示す。

1.回路図

2.3. CAD図面

基盤を製作するために用いるCAD図面を以下に示す。

2.CAD図面

2.4. 使用部品

ボードを製作するにあたり使用する部品を以下に示す。

1.使用部品表

部品名

型番・使用方法

個数

PIC

PIC16F84A

1

モータドライバIC

TA7267BP

2

セラミック発振子

20MHz

1

抵抗

150Ω(LED点灯用)

1

1KΩ(プルアップ・ダウン用)

8

スイッチ

マイクロスイッチ

2

押しボタンスイッチ

4

ICソケット

PIC18ピン

1

モータドライバIC7ピン

2

LED

動作確認LED

1

セラミックコンデンサ

0.05μFノイズ除去

2

モータ

3633300

2

コネクタ

2ピン

2

4ピン

1

電源用2ピン

3

3. 試験方法

この項では、製作したボードの試験方法について述べる。

3.1. 導通チェック

最初に、導通チェックを行う。

はじめに目視により基盤のパターンが正しいかを確認する。

怪しいところがある場合、テスタで導通チェックを行う。

導通するべきところが導通していなかったり、導通するべきではないところが導通していたりした場合、適切に修正を行う。

 

3.2. 部品配置チェック

回路図を見て、部品の配置が正しいかを確認する。(ICソケットの向きに特に注意する。)

部品配置が間違っていた場合、部品を一旦はずし、正しい配置に修正する。

 

3.3. 動作試験

基盤、モータ、MIRS0802本体を用意する。

基盤にモータ、MIRS0802から配線をし、プログラムを書き込んだPICをのせ、スイッチを押したとき正常に動作することを確認する。

 

3.4. 実装外観

実装した基盤の外観を以下に示す。

3.実装外観

 

 

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