沼津高専 電子制御工学科
MIRS0703アーム制御ボード製造仕様書
MIRS0703-ELEC-0002
改訂記録
版数 作成日 作成者 承認 改訂内容
A01 2007.10.26 天羽・小林・中島・清水 中島 初版
A02 2008.2.18 天羽・小林・中島 中島 2.3項のCAD図面を掲載した


目次








1.本ドキュメントについて

このドキュメントは、MIRS0703エレクトロニクスのアーム制御ボードの製造および試験方法を示すためのものである。


2.製造方法

この項では、アーム制御ボードの製造方法について述べる。



2.1.概略
MIRS0703では、ポスト獲得のためにアームを用いるが、そのための制御基盤を設計・製作する。
アームの出し入れはPICを用いて制御する。
PICプログラムで可逆転ドライバを制御する。


2.2.製作手順・方法
ボード実装図(回路図)をfig.1に示す。




・部品表と実装図を見ながら、背の低い部品から順番に基盤に取り付けはんだ付けしていく。
・製作には、半田ごて、はんだ、はんだ吸い取り線の工具を用いる。


2.3.CAD図面
基盤図を製作するために用いるCAD図面をfig.2に示す。


2.4.使用部品
ボードを製作するにあたり使用する部品を次の表.1に示す。





3.試験方法

この項では、製作したボードの試験方法について述べる。


3.1.部品配置チェック
部品実装図を見て、部品の配置配置が正しいかを確認する。(ICの向きに特に注意する。)
部品配置が間違っていた場合、部品を一旦はずし、正しい配置に修正する。


3.2.導通チェック
最初に、導通チェックを行う。
実装図(回路図)見て、各部品同士がつながるべき線がつながっているかをテスターで調べる。
調べる際には、テスターの先をはんだにつけるのではない、各部品の足に当てるようにする。

次に、非道通チェックを行う。
パターン間の非導通試験をすべてにおいて行うことが望ましい。
電源とグランドが短絡していないことを必ず確認する。

導通するべきところが導通していなかったり、導通するべきではないところが導通していたりした場合、
実装図を参考に、適切に修正を行う。
電源とグランドが短絡していた場合は、絶対に電源を供給していはならない。
目視とテスターにより丹念に原因を調べていく。


3.3.動作試験
製作したボードが、MIRS0703と接続した状態で正常に動作するかを確認する。

基盤、7.2Vバッテリー、テスター、モーター、MIRS0703本体を用意する。

基盤にモーターをつなぎ、MIRS0703本体へと接続する。
テストプログラムをMIRS0703上で実行し、正常に動作することを確認する。






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