沼津高専 電子制御工学科 |
||||
|
||||
改訂記録 |
||||
版数 |
作成日 |
作成者 |
承認 |
改訂内容 |
A01 |
2006.11.14 |
大高 |
星野 |
初版 |
このドキュメントは、MIRSを構成する各要素およびそれらを統合したシステムの、試験の内容、手順、合否基準等を記述するものである。
2,試験内容及び合否基準
i. 機構試験
ii. センサ試験
iii. 駆動部試験
iv. 統合試験
@〜Bまでの試験は、各々のセンサやモーター等が標準MIRSと同様に動くことの試験を行う。
これらが動かなくては、統合試験は確実に失敗するので、統合試験開始前までにすませておく
i. 機構試験
MIRS本体の大きさが、協議規定に定められた規定内の大きさか確認する。
ii. センサ試験
赤外線センサ、タッチセンサ、超音波センサについては、標準MIRSと仕様を変更していないので
センサ1つ1つの動作を標準動作試験手順書にしたがって確認する。
確認するセンサは以下の通りである。
○ 赤外線センサ
○ タッチセンサ
○ 超音波センサ
ただし、白線センサについてはMIRS0605は7個の白線センサを使うため、
標準MIRSとは異なる。そのため、統合試験として扱う
iii. 駆動部試験
各駆動部が正常に動作するかどうか標準機動作試験手順書に従い確認する。
確認する内容は以下の通りである。
○ 直進走行
○ その場での回転
○ ポスト周りの回転
C、統合試験
1、7個の白線センサ
使用機器
MIRS本体
PCディスプレイ
試験方法
MIRSをパソコンと接続し”irs_ts_ws_test”を実行する。センサをひとつひとつ手で隠していき、
白線センサが、隠したときに”1”離したときに”0”を返すことを確認
2、前進動作+ポスト探索
使用機器
MIRS本体
ポスト
競技場
試験方法
1、MIRSの右側前方にポストを置き、""を実行する。
2、MIRSの右側前方にポストを置かずに、""を実行する。
合否基準
1、MIRSが前進し、ポストを発見し停止する。
2、前進し、停止しない
3、ポスト番号判別
使用機器
MIRS本体
ポスト
PCディスプレイ
試験方法
MIRSのポスト判別用の白線センサの前に、ポストをおき、""を実行する。
合否基準
ポスト番号を正しく認識することができる。
4、ポスト獲得
使用機器
MIRS本体
ポスト
競技場
試験方法
MIRSの前にポストを置き、""を実行する
合否基準
ポストを獲得する。
3、チェック表
統合試験では、以下のチェック表を用いて、統合試験を評価する。
MIRS0605統合試験チェック表
評価者名
試験項目
|
評価
|
1,7個の白線センサ |
合格 ・ 微妙 ・ 不合格 |
2,前進動作+ポスト探索 |
合格 ・ 微妙 ・ 不合格 |
3,ポスト番号判別 |
合格 ・ 微妙 ・ 不合格 |
4,ポスト獲得 |
合格 ・ 微妙 ・ 不合格 |
5,白線トレース |
合格 ・ 微妙 ・ 不合格 |
備考
|
統合試験中に気になった点・問題点などあれば備考欄にお書きください。