沼津高専 電子制御工学科
MIRS0602 統合試験仕様書
MIRS0602-TEST-0002
改訂記録
版数 作成日 作成者 承認 改訂内容
A01 2006.11.20 吉田 尾崎 初版


目次

  1. 目的
  2. 試験器具
  3. 試験内容

1.目的

これはMIRS0602に新たに搭載されるハード・ソフトウェアを統合し、試験するためのものである。新たに追加される部分についてはMIRS0602 基本設計書(MIRS0602-DSGN-0002)参照
ただし、標準機と同様な部分(センサ、回転精度、など)の試験方法は標準機動作試験手順書(MIRSSTND-ASMY-0013)を参照。

2.試験器具

試験に必要な器具は次の通り。


3.試験内容

試験名称標準機と同じセンサの試験
試験内容タッチセンサ、超音波センサ、赤外線センサ、白線センサの試験を行う。
試験手順標準機動作試験手順書(MIRSSTND-ASMY-0013)に準ずる。
合否基準同上
備考この項目はすでに試験済みなので、省略する可能性がある。

試験名称firstch及びmoveの実機試験
試験内容本MIRSの動作で一番最初に行う動作であるmoveとfirstchをテストプログラムから呼び出し、実際のフィールドで予想通りの動きをするか確認する。
試験手順競技フィールドにポストを配置し、テストプログラムを実行させて様子を見る。
ポストの位置や数を変更して、MIRSの動きを見る。
合否基準ポストの数、位置に即した動きをすればよい。動作についてはMIRS0602 基本設計書(MIRS0602-DSGN-0002)参照
備考

試験名称白線検出試験
試験内容moveによる移動中に白線を検出した場合の対応を確認する。
試験手順moveをテストプログラムから呼び出し、仮の数値を与えて白線を踏ませ、その後の動作を見る。
合否基準白線で止まり、そのときの移動距離をグローバル変数movdis[]に記録できればよい。結果はログファイルに出力する。
備考

試験名称座標変換試験
試験内容postchによる座標変換が正しく行われるかどうかを実機で試験する。
試験手順テストプログラムからpost_search、post_checkを呼び出して2カ所のポストデータを読み込ませたあと、postchを呼び出して正しく座標変換が行われるかどうかを見る。
合否基準postchが同一のポストを正しく認識すればよい。
備考この試験には一部main1関数の試験が含まれている。

試験名称ポスト周回&番号認識試験
試験内容post_get中のポスト番号認識とデータ格納を試験する。
試験手順一部改造をしたpost_getをテストプログラムから呼び出し、周回したポストの番号がグローバル変数posdataに正しく格納されるか確認する。
合否基準正しいポストデータがグローバル変数の正しいインデックスに格納されればよい。結果はログファイルに出力する。
備考

試験名称音声再生試験
試験内容音声が正しく再生され、その音量、音質が実用上十分かどうか試験する。
試験手順音声再生モジュールに対してコマンドを送り、音声が再生されることを確認する。
増幅回路の可変抵抗を変化させ、音量をあげても音質が低下しないことを確認する。
合否基準モジュールとの通信が正常に行われ、モジュールが正しく動作すればよい。
また、大会会場(体育館)にいる観客に十分聞こえる程度の音量と音質が実現できていればよい。
備考



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