バグ(or 欠点)の内容 | 原因 | 対処法 |
超音波センサが突発的に9999の値しか返さなくなることがある | この現象はプログラムの試験中に発覚したもので、原因はいまのところ不明。ただし、超音波センサやFPGAボードなどの回路は正常動作していたので、超音波センサの計測タスクとの連携がうまく行われていないのではないかと思われる。また、どのMIRSでも発生する現象ではないようである | 有効な対処法は確立されていないが、プログラムを数回動かして発見したポストの個数が最も多いデータを使用する、というのが緊急回避策としてあげられる |
回転にあまりに時間をかけるとセグメンテーション違反でプログラムが停止する | データを記録する構造体の要素数が100になっているためこの数を超えるデータを取ろうとすると発生する | 構造体の要素数を増やす、回転速度を上げる、など。回転時間は7〜8秒程度が良い |
ポストに良く似た形状の物や、壁をポストとして認識してしまう | 長い壁やポストとよく似た形状の物は最初に定義した『ポストの定義』を満たしてしまうため高確率でこれをポストと認識してしまう | ポストの定義をもう少し厳しくすれば解消できるが、現在の超音波センサはあまり精度がよくないためポストを発見しにくくなってしまう。 また、本番の競技場では周囲にポスト以外のものがないためこのまま使用しても特に問題はないことが確認済みである |