沼津高専 電子制御工学科

MIRS0505 開発完了報告書

MIRS0505-DSGN-0004

改訂記録

版数

作成日

作成者

承認

改訂内容

A01

2006/02/13

鈴木宏和

鈴木宏和

初版

目次

  1. はじめに
  2. 開発計画と実際の開発進歩の比較
  3. 作業工数分析 & COST
  4. 開発過程で生じた問題点とそれへの対応
  5. 競技会結果
  6. 総括

1.はじめに

これはMIRS0505の開発完了の際に、これまでの作業過程、作業工数を分析しまとめたものである

 

2.     開発計画と実際の開発進捗の比較

 

作業内容

開発計画

開発進捗

システム詳細設計

9月第1週〜9月第2

94

サブシステム製造

9月第3週〜10月第3

13

サブシステム審査

10月第4

14

システム統合

10月第5週〜11月第2

14

システムの統合試験

11月第3

14

システムの動作確認と調整

11月第4週〜12月第2

21

プレ競技会

12月第3

123

システム改良設計・製作

12月第3週〜1月第5

21

競技会

2月第1

21

完了報告書の作成とドキュメント最終更新

2月第2

24

完了報告書とドキュメントの最終更新

2月第2

24

 

3.       作業工数分析

 

授業内作業(H)

授業外作業(H)

今井俊太

84

135

遠藤友和

88.5

140.5

岡本成晃

80.5

140

佐々木智樹

60

111.5

鈴木宏和

76.5

113.5

曽根悠太郎

85.5

72.5

瀧田悠貴

68.5

60.5

渡邉哲哉

82.5

162.5

 

 

 

合計

626

936

人件費=(626936)×800[]1249600

 

 

4.     開発過程で生じた問題点とそれへの対応

·  生じた問題点

今回カメラを使うことはできなかったが、カメラを使っていた場合にはカメラ本体とカメラを動かすための回路などを搭載することを考慮すると今回設計した搭載スペースでは足りなかったと思う。

PICならびにビデオ信号の両方の知識が足らなかった為に技術調査に多くの時間を費やしてしまった。

 

·  その対応

MIRS0505は前方のプラ板に取り付けるように設計したがカメラはともかく回路などの基板はラック上部に取り付けることも可能だったので、搭載スペースを有効利用することが重要である。

5.競技結果

                        試技    0点

                        1回目  0点

                        2回目  0点

6.     総括

ソフト

今回のソフトの反省点としてはまずパラメータの設定が完了するまでにかなり遅れを生じさせてしまいまずその遅れを取り戻すことができなかったことが一番の原因であったと思う。それ以外にも自分たちのプログラムに対する考えの甘さが強烈に後々になって効いてきたということもあった。フローチャートというものはプログラムの外枠程度でしかなく、その内部にもかなりたくさんの動作の補正、分岐命令などが必要になってくるということを学ぶことができた。カメラに関する部分は私たちの班ではエレキの段階でほぼストップしてしまったためソフトとしては結局何もすることができないまま終わることとなって残念だった。そしてソフトというものが一番負担が最終的にかかってくるものなのだなということを実感した。私たちの班ではソフトに3人を割り当てていたが一人がMIRS実行委員となってしまったため、プログラムのほとんどを自分が受け持つことになってしまった。当初の予定としてメカ、エレキ等の作業が終わっている人にコーディングの手伝いをしてもらおうという計画であったが、プログラムをわかっていない人に教えて手伝ってもらうよりも、自分で作ったほうが早いという結論に至った。このためMIRSの班分けのときには最終的に一番大変になるソフトに人数を重点的におくかあるいはメカなどの比較的に早く作業が終わる人たちに(作る仕様にもよるが)あらかじめプログラムを読んでおいて多少なりとも動きを理解してもらえるようにしておけばもう少しソフトの負担が少なくなったのではないかと思う。あとはプログラムを作る前のどのような動作をするかの考える時間をもっと増やし、おこりえるだろう例外処理を一つでも多く先に考えておくことであとの負担も少なくなったのではないかと思う。

エレキ・メカ

今回はカメラを取り付けることだけがメカニクスとしての仕事だったので、詳細設計なども搭載スペースを考慮するだけになってしまった。

しかしその分、MIRS本体や各センサの構造や配置をしっかり理解することができたし、ソフトやエレキの設計にも関わって全体的に電気機械設計製作に取り組むことができたように思う。

 

6.     MIRS競技会 プレゼンテーション資料(power point形式)

プレゼンテーション資料