沼津高専 電子制御工学科
MIRS0105 技術調査
LCD
MIRS0205-TECH-0010
改訂記録
版数
作成日
作成者
承認
改訂内容
A01
2003.01.21
藤田
斎藤
初版

LCDとは

LCDとは液晶ディスプレイ(LCD=Liquid Crystal Display)のことで、液晶を使った文字や絵の表示装置全般をさします。 MIRSではこのLCDパネルを使用しMIRSの状態を文字で表示します。今回のLCDは16文字2行です。

概略図

仕様

概略仕様
品 名
SUNLIKE製液晶モジュール SC1602BS
外形寸法
W 85mm D 12.7mm H 30mm
電 源
5V,0.6mA
コネクタ
14ピンピンヘッダ型コネクタオス(半田付け)
販売元
秋月電子通商
価格
1,300円
内臓LSI
日立ドットマトリクスドライバ44780U
表示桁数
16文字×2行
表示機能
カーソル、文字反転、文字ブリング、表示オン・オフ可
IF
4ビット OR 8ビット
文字
5×7ビット 192種類 キャラジェネ8文字
論理文字位置(1行目)
1〜16文字目
論理文字位置(2行目)
41〜56文字目
絶対最大定格
電源電圧(Vcc−GND)
-0.3〜+7.0(V)
入力電圧
-0.3〜Vcc+0.3(V)
動作温度
-30〜+75(℃)
保存温度
-55〜+125(℃)

LCD制御モジュール

 LCD制御モジュールはFPGAボードのFPGAチップ内に構成される液晶ディスプレイの制御回路である。 このモジュールによりLCD-ISAバス間のデータの入出力を制御する。下の構成図の赤枠で囲った部分がFPGAチップ内に構成される部分である。



・動作制御回路
モジュールに入力される信号はISAバスからの8ビットのデータ信号、アドレスデコーダからのモジュールセレクト信号である。
基本的にはこの信号で動作するわけだが、前項でも記したとおりLCDを動作するためにはこの信号以外にEnable信号が必要となる。

・入出力制御回路
この回路ではISAバス−LCD間のデータの入出力の制御を行っている。LCDでは文字を表示するためにJISコードを用いている。
添付のJISコード表を見ていただければわかると思うがISAバスから送られる8ビットのデータがそのままLCDに表示できるデータとなる。


jis-codeを示す。

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