沼津高専 電子制御工学科
MIRS0203 モーターパワー制御ボード試験報告書
MIRS0203-ELEC-1606
改訂記録
版数 作成日 作成者 承認 改訂内容
A01 2003.10.20 伊藤,重松 小山 初版

       

  1. 目的
  2. 本ドキュメントはMIRS0203 モーターパワー制御ボードの試験報告を行なうものである。

  3. 試験結果
    • 1.部品配置の確認
      • 実装図と基盤を比較し、部品配置を確認。

          結果:実装図の部品の配置と基盤上の部品配置が一致した。

      2.導通確認

      • 回路図を見て、各部品に導通しているかをテスターで調べる。出来るだけ半田にテスターをあてず、部品の足にあてるようにする。
      • パターン間の非導通試験はすべてについて行うことが望ましいが、困難なので少なくともVCCとGNDが短絡していないことを確認する。
      • 導通すべきところが導通してなかったら修正する。

          結果:正しく導通されていた。

      3.動作試験

      • テスターのレンジを電流計にして、GND-J1、GND-J2、GND-J3、GND-J4を順に接続していく。この時左右のモータ―が正、逆方向に回転することを確認する。
      • 上記のことが確認でき次第、テスターを抵抗測定レンジにしてフォトカプラを動作させることでモータを回転させるチェックを行う。試験方法は、テスターを抵抗測定レンジにしてCN4の1pinと2pin、1pinと3pin、1pinと4pin、1pinと5pinと接続する。この時テスターのマイナス側を1pinに接続しておく。

          結果:正常に動作しなかったため、2つのICを取り替えた。 その後、正常に動作した。

以上より、すべての動作試験で正常に動作した。

関連文書

  • MIRS0203 MIRSATLMモーターパワー制御ボードPCB製造仕様書 (MIRS0203-ELEC-1604)    
  • MIRSATLM MIRS0203モーターパワー制御ボード試験仕様書 (MIRS0203-ELEC-1605)