沼津高専 電子制御工学科
MIRS0105 ドーターボード - ロータリーエンコーダケーブル製造仕様書
MIRS0105-ELEC-2041
改訂記録
版数 作成日 作成者 承認 改訂内容
A01 2002.6.14
松田 中澤 初版
  • 目的

    この仕様書は、MIRS0105のドーターボードとロータリーエンコーダ間の接続ケーブルの製造手順を記載したものである。

  • 製造手順

    1. ケーブルにターミナルを圧着し、ハウジングに挿入する

      • 部品、必要器具
        ニッパ、ワイヤストリッパ、ターミナル圧着工具、精密ドライバーもしくは丈夫な針金、部品(Table.1 参照)

      • 手順
        1. 4芯フラットケーブルの両端から3cm位の所までをそれぞれ一本ずつに裂く。
        2. ワイヤストリッパを使用してケーブルの先端の絶縁膜を5mm程剥く。
        3. ターミナル圧着工具を使用してケーブルの一方の先端にターミナルを圧着する。
        4. ドーターボード - ロータリーエンコーダ間対応関係表、ケーブル接続図を参照しながらターミナルをハウジングに挿入する。
          挿入位置を間違えた時は精密ドライバーもしくは丈夫な針金を使用してターミナルのツメ(ケーブル接続図参照)を押しながらターミナルをハウジングから抜きとってから挿入し直す。
        5. ケーブルのもう一方をドーターボード - ロータリーエンコーダ間対応関係表、ケーブル接続図を参照しながらロータリーエンコーダケーブルとはんだ付けする。
        6. はんだ付けした個所に絶縁テープを巻く。


        Fig.1 ドーターボード DB_RE 外形図(5051-04.jpg)


        Fig.2 ロータリーエンコーダ RE_CN 外形図(RE.jpg)

        Table.1 ドーターボード - ロータリーエンコーダ間対応関係表
        ドーターボード DB_RE ロータリーエンコーダ RE_CN
        Pin.No Pin.No
        1 <-> 1
        2 <-> 2
        3 <-> 3
        4 <-> 4


        Fig.3 ケーブル接続図 (cable4-RE.jpg)

    2. ケーブルの試験を行う

      • 部品、必要器具
        MIRS0105 ドーターボード - ロータリーエンコーダケーブル試験仕様書

      • 手順
        1. MIRS0105 ドーターボード - ロータリーエンコーダケーブル試験仕様書にそって基板の試験を行う。

Table.1 MIRS0105 ドーターボード - ロータリーエンコーダ間ケーブルの部品表
番号 品名 ドキュメント番号/商品名 E/C 数量 単位 備考
001 MIRS0105 ドーターボード - ロータリーエンコーダケーブル試験仕様書 C 1
CB1 4芯フラットケーブル 20cm E 2 製造手順の部品
TM1 ターミナル 50516(MOLEX) E 8 製造手順の部品
CN1 ハウジング 5051-03A(MOLEX) E 2 製造手順の部品
CB2 ロータリーエンコーダケーブル 10cm E 2 製造手順の部品

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