沼津高専 電子制御工学科
MIRS0104超音波センサボード試験報告書
MIRS0104-ELEC-0406
改訂記録
版数 作成日 作成者 承認 改訂内容
A01 2002.11.12 渡邊 森元 初版

1. 目的

本ドキュメントはMIRS0104超音波センサボードの試験報告を行なうものである。また、FPGAモジュール試験も同時に行うものとする。

2.試験結果

    1.部品配置のチェック
    • 実装図を見て、部品の配置をチェックする。

      図1: 実装図
        結果:
        ボード1〜5:特に問題なし。IC3:LM339が現在3個不足しているため、試験の際に使いまわす。

    2.導通チェック

    • 回路図を見て、各部品につながるべき線がつながっているかをテスターで調べる。
      また、つながっていないことを調べる非導通チェックも行う。
        結果:特に問題なし

    3.動作試験

    • 《試験1》
      オシロスコープを用いてMIRS0104の超音波センサボードが送信信号を出して、受信信号を拾うかどうかをを試験する。
        結果:
        ボード1:正常動作しない。
        ボード2:正常動作した。
        ボード3:正常動作しない。
        ボード4:正常動作した。
        ボード5:正常動作しない。
        原因:
        見た目はどのボードも変わらないので、全てのボートにおいて考えられる原因を以下に示す。

        原因(1)→はんだ付けの不備1
        修正(1)→いもはんだと思われる個所をいくつかはんだこてで修正する。
        再結果(1)→余分な半田を撤去。

        原因(2)→はんだ付けの不備2
        修正(2)→導通チェックではOKだった所が、付いたり離れたりとしていた。半田でしっかりと固定した。

      以上の原因を修正し再試験をおこなったところ、ボード1,3,5 の 3つとも正常動作。
      よって原因は"はんだ付けの不備"だと思われる。

        修正結果:
        ボード1:正常動作。
        ボード2:正常動作。
        ボード3:正常動作。
        ボード4:正常動作。
        ボード5:正常動作。


      • 《試験2》
        ATLMIRSにMIRS0104の超音波センサボードを1つずつ搭載して、正確な距離の測定ができるかを試験する。

          結果:全てのボードでATLMIRSの起動は確認できた。しかし距離の測定はできなかった。

          原因:一度、 距離の測定できた他班のボードで再起動して距離を測定しようと試みたところ、距離を測定できなかった。ATLMIRSに標準搭載の超音波センサボードを使用しても、同様の結果となった。よって、この問題はボード側の問題ではない、と思われる。

          修正:
          ボード側の問題でない以上、修正不可。
          結果:
          ATLMIRS側の問題の解決待ち




      • 《試験3》
        (FPGAモジュールの動作試験)


        FPGAがまだ未完のため、試験不能。
    関連文書