1.
目的本ドキュメントはMIRS0104超音波センサボードの試験報告を行なうものである。また、FPGAモジュール試験も同時に行うものとする。
2.試験結果
1.部品配置のチェック
- 実装図を見て、部品の配置をチェックする。
図1:
実装図
結果: ボード1〜5:特に問題なし。IC3:LM339が現在3個不足しているため、試験の際に使いまわす。
2.導通チェック
- 回路図を見て、各部品につながるべき線がつながっているかをテスターで調べる。
また、つながっていないことを調べる非導通チェックも行う。
3.動作試験
- 《試験1》
オシロスコープを用いてMIRS0104の超音波センサボードが送信信号を出して、受信信号を拾うかどうかをを試験する。
結果: ボード1:正常動作しない。
ボード2:正常動作した。
ボード3:正常動作しない。
ボード4:正常動作した。
ボード5:正常動作しない。
原因: 見た目はどのボードも変わらないので、全てのボートにおいて考えられる原因を以下に示す。
原因(1)→はんだ付けの不備1 修正(1)→いもはんだと思われる個所をいくつかはんだこてで修正する。 再結果(1)→余分な半田を撤去。
原因(2)→はんだ付けの不備2 修正(2)→導通チェックではOKだった所が、付いたり離れたりとしていた。半田でしっかりと固定した。
以上の原因を修正し再試験をおこなったところ、ボード1,3,5 の 3つとも正常動作。 よって原因は"はんだ付けの不備"だと思われる。
修正結果: ボード1:正常動作。
ボード2:正常動作。
ボード3:正常動作。
ボード4:正常動作。
ボード5:正常動作。
- 《試験2》
ATLMIRSにMIRS0104の超音波センサボードを1つずつ搭載して、正確な距離の測定ができるかを試験する。
結果:全てのボードでATLMIRSの起動は確認できた。しかし距離の測定はできなかった。
原因:一度、 距離の測定できた他班のボードで再起動して距離を測定しようと試みたところ、距離を測定できなかった。ATLMIRSに標準搭載の超音波センサボードを使用しても、同様の結果となった。よって、この問題はボード側の問題ではない、と思われる。
修正: ボード側の問題でない以上、修正不可。 結果: ATLMIRS側の問題の解決待ち
- 《試験3》
(FPGAモジュールの動作試験)
FPGAがまだ未完のため、試験不能。
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