沼津高専 電子制御工学科
MIRS0102 モータパワー制御ボード - モータケーブル製造仕様書
MIRS0102-ELEC-2081
改訂記録
版数 作成日 作成者 承認 改訂内容
A01 2002.6.29
マヨラン 山本 初版
  • 目的

    この仕様書は、MIRS0102のモータパワー制御ボードとモータ間の接続ケーブルの製造手順を記載したものである。

  • 製造手順

    1. ケーブルにターミナルを圧着し、ハウジングに挿入する

      • 部品、必要器具
        ニッパ、ワイヤストリッパ、ターミナル圧着工具、精密ドライバーもしくは丈夫な針金、部品(Table.1 参照)

      • 手順
        1. 電源ケーブルの両端から3cm位の所までをそれぞれ一本ずつに裂く。
        2. ワイヤストリッパを使用してケーブルの先端の絶縁膜を5mm程剥く。
        3. ターミナル圧着工具を使用してケーブルの一方の先端にターミナルを圧着する。
        4. モータパワー制御ボード - モータ間対応関係表、ケーブル接続図を参照しながらターミナルをハウジングに挿入する。
          挿入位置を間違えた時は精密ドライバーもしくは丈夫な針金を使用してターミナルのツメ(ケーブル接続図参照)を押しながらターミナルをハウジングから抜きとってから挿入し直す。
        5. もう片方は絶縁ビニルを剥きモータの端子にはんだ付けする。


        Fig.1 モーターパワー制御ボード MPC_CN 外形図(53259-0220.jpg)


        Fig.2 モーター 外形図(mortor.jpg)

        Table.1 モーターパワー制御ボード - モータ間対応関係表(左)
        モーターパワー制御ボード MPC_CN モータ
        Pin.No Pin.No
        1 <-> 1
        2 <-> 2


        Fig.3 ケーブル接続図(左) (cable2-mortor_left.jpg)

        Table.2 モーターパワー制御ボード - モータ間対応関係表(右)
        モーターパワー制御ボード MPC_CN モータ
        Pin.No Pin.No
        1 <-> 2
        2 <-> 1


        Fig.4 ケーブル接続図(右) (cable2-mortor_right.jpg)

    2. ケーブルの試験を行う

      • 部品、必要器具
        MIRS0102 モータパワー制御ボード - モータケーブル試験仕様書

      • 手順
        1. MIRS0102 モータパワー制御ボード - モータケーブル試験仕様書にそって基板の試験を行う。

Table.1 MIRS0102 モータパワー制御ボード - モータ間ケーブルの部品表
番号 品名 ドキュメント番号/商品名 E/C 数量 単位 備考
001 MIRS0102 モータパワー制御ボード - モータケーブル試験仕様書 未定 C 1
CB1 電源ケーブル 直径2.25mm 長さ20cm E 2 製造手順の部品
TM1 ターミナル 50217(MOLEX) E 4 製造手順の部品
CN1 ハウジング 53259-0220(MOLEX) E 2 製造手順の部品

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