沼津高専 電子制御工学科
MIRS0005 FPGAボード タッチセンサ、パワーオン信号処理モジュール取扱説明書
MIRS0005-ELEC-1302
改訂記録
版数 作成日 作成者 承認 改訂内容
A01 2001.7.10 杉村 大石 初版
A02 2001.11.09 杉村 大石 機能概要の変更
  • はじめに

    この仕様書は、MIRS0005のFPGAボード内のFPGAチップに構成するタッチセンサ、パワーオン信号処理モジュールの取扱方法と機能詳細を記載したものである。

  • 取扱い説明

    1. Maxplus2での回路情報の呼び出し方法

      • ダウンロードファイル
        tp_m.zip 

      • 手順
        1. 圧縮ファイル tp_m.zip  をダウンロードします。
        2. tp_m.zip を適当なフォルダで解凍します。
        3. maxplus2でグラフィックエディタを開きます。
        4. 解凍ファイルの中にあるtp_m.sym をグラフィックエディタで部品として呼び出します。

    2. 圧縮ファイルの内容

      tp_m.zip には以下のファイルが入っています。

      tp_m.gdf 
      TIPモジュールののグラフィックエディタファイルです。
      tp_m.sym 
      tp_m.gdf のブロックシンボルです。
      latch.vhd
      機能構成図(Fig.1)に示すラッチブロックのVHDLファイルです。
      latch.sym
      latch.vhd のブロックシンボルです。

  • 機能説明

    1. 機能概要

      MIRS0005 FPGAボード タッチセンサ、パワーオン信号処理モジュールは7つのタッチセンサ信号、1つのパワーオン信号の2種類 8bitの信号をCPUに出力し、FPGAボード内のFPGAチップに構成される。この機能を実現するためにMIRS0005 FPGAボード タッチセンサ、パワーオン信号処理モジュールでは以下のような機能構成を持つ。


      Fig.1 FPGAボード タッチセンサ、パワーオン信号処理モジュールの機能構成図

      • データラッチ部

        タッチセンサ、パワーオン信号の状態の保持を行う。

    2. 機能詳細

      機能詳細では、機能構成図(Fig.1)に示した各機能ブロックの詳細説明を行う。

      • データラッチ部
         このモジュールは7つのタッチセンサ、1つのパワーオン信号からの入力信号からなる8bitの信号を保持し、出力する。又これらの信号のいずれかに変化が生じた場合、新たにこれらの信号を保持する。

    3. インターフェース

      Table 1 タッチセンサ、パワーオン信号処理モジュールのインターフェース
      信号名
      信号の方向
      接続先
      機能
      B_SD[0..7] OUT ISAバス データバス
      CLK IN ISAバス CLK 8MHz duty 50%
      B_IOWM IN ISAバス I/Oライト・ストローブ
      B_RESET IN ISAバス システムリセット
      TP_ADD IN TIP_M TIPモジュールセレクタ信号 0
      TS[1..7] IN 入出力コネクタ タッチセンサ入力信号
      PO IN 入出力コネクタ パワーオン信号
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