沼津高専 電子制御工学科
MIRS0005Electronics詳細設計書
MIRS0005-ELEC-0001
改訂記録
版数 作成日 作成者 承認 改訂内容
A01 2001.6.1 大石
杉村
野島
金武 初版
A02 2001.6.29 野島 金武 ソフトウエァビジビリティを追加
消費電力を訂正
目次のリンクを追加
A03 2001.7.10 大石 金武 製造仕様書一覧の改定・リンク
インターフェイス FPGAボード ―― ドータボード変更
赤外線センサモジュールを追加
A04 2001.8.23 杉村 大石 ロータリーエンコーダ制御モジュール、赤外線センサ制御モジュールのソフトウェアビジビリティの変更
A05 2001.8.24 杉村 大石 赤外線センサ制御モジュール,ロータリーエンコーダ制御モジュールのソフトウェアビジビリティの変更、FPGA内部回路ブロック図の手直し
A06 2001.11.09 杉村 大石 ソフトウェアビジビリティの変更
A07 2001.11.14 大石 杉村 ドータボード外形図の改訂
A08 2001.11.16 大石 杉村 インターフェイス FPGAボード−ドータボードを変更

目次

  1. はじめに
  2. 概要
  3. 構成
    1. 概略ブロック図
    2. 電源系統図
  4. 機能性能
    1. 標準MIRS基板
    2. FPGAボード
    3. ドータボード
  5. インターフェース
    1. バックプレーン
    2. FPGAボード−液晶ディスプレイボード
    3. FPGAボード−ドータボード
    4. ドータボード−ロータリエンコーダ
    5. ドータボード−タッチセンサ
    6. ドータボード−超音波センサボード
    7. ドータボード−赤外線センサボード
    8. ドータボード−モーターパワー制御ボード
    9. ドータボード−電源ボード
    10. 電源ボード−バックプレーン
    11. モーターパワー制御ボード−電源ボード
    12. 電源ボード−バッテリ
    13. モーターパワー制御ボード−モータ
  6. 各部の詳細
    1. 標準MIRS基板
    2. FPGAボード
      1. FPGA回路ブロック図
      2. ブロック間インターフェース仕様
    3. ドーターボード
      1. 外形
      2. 詳細ブロック図
      3. 主用部品
      4. 製造仕様書一覧
  7. 消費電力
  8. 参考資料

1.はじめに

本ドキュメントは、MIRS0005エレクトロニクス部の各回路基板の製造仕様書の作成に必要な事項を述べる。

2.概要

MIRS0005のエレクトロニクス部は、主としてAT互換シングルボードコンピュータとISAバスに接続されるIOボードおよびセンサ回路からなる。そのIO制御のための回路はそのほとんどがIOボード上のFPGAで実現され、FPGAボードの回路情報及び、ATLMIRSで使用する全ソフトウェアは全てフラッシュディスクに保存する。 またセンサ機能として7個のタッチセンサ、5個の赤外線センサ、4個の超音波センサ、2個のロータリーエンコーダを有する。

3.構成

  1. 概略ブロック図
    図1に概略ブロック図を示す。
    図1.概略ブロック図

  2. 電源系統図
    図3に電源系統図を示す。
    ※注 なおFPGAボードとドーターボード以外は標準MIRSから流用するので新たに設計する必要はない。
    図2.電源系統図

4.機能性能

  1. 標準MIRS基板
    標準MIRS基板の仕様についてはMIRSデータベース(DBMD)を参照のこと。
    ※注なおFPGAボードとドーターボード以外は標準MIRSから流用するので新たに設計する必要はない。
  2. FPGAボード
    ATL MIRSの回路構成における大きな特徴は、その入出力機能の制御を全てをI/O制御ボードで行っていることである。従来のMIRSでは入出力機 能の制御を複数のボードに分けて行ってきたが、MIRS0005ではFPGAの使用による回路の小型化を実現したため、FPGAボードと補助ボードであるドーターボードを組み合わせた1つのI/O制御ボードによって全てのMIRS固有の入出力機能の制御を行えるようになっている。
    FPGAボードは以下の機能を有する。
  3. ドータボード
    ドータボードはFPGAの補助ボードであり、以下の機能を有する。

5.インターフェース

  1. バックプレーン
    5スロットのISAラックに搭載される。各ボードは下記のようにISAラックへ搭載する。
    ISAラック
    スロット番号
    搭載基板
    1
    空き
    2
    CPUボード
    3
    空き
    4
    FPGAボード
    5
    空き

  2. FPGAボード ―― 液晶ディスプレイボード
    ●コネクタ名称:FPGA_LCD_CN(26pinピンヘッダ型コネクタオス)

    FPGA_LCD_CN(液晶ディスプレイボードへ)
    ピンNo.信号名I/O備考ピンNo.信号名I/O備考
    1Vcc-+5V14DB7INOUTデータビット7
    2GND-GND15--未使用
    3Vee-コントラストADJ16--未使用
    4RSOUTレジスタセレクト17--未使用
    5R/WOUTREAD/WRITE18--未使用
    6EOUTEnable信号19--未使用
    7DB0INOUTデータビット020--未使用
    8DB0INOUTデータビット120--未使用
    9DB0INOUTデータビット220--未使用
    10DB0INOUTデータビット320--未使用
    11DB0INOUTデータビット420--未使用
    12DB0INOUTデータビット520--未使用
    13DB0INOUTデータビット620--未使用

    ●コネクタ名称:LCD(LCDコネクタ)

    LCD(ドータボードへ)
    ピン.No
    信号名
    I/O
    備考
    1
    Vcc
    -
    +5V
    2
    GND
    -
    GND
    3
    Vee
    -
    コントラストADJ
    4
    RS
    IN
    レジスタセレクト
    5
    R/W
    IN
    READ/WRITE
    6
    E
    IN
    Enable信号
    7
    DB0
    INOUT
    データビット0
    8
    DB1
    INOUT
    データビット1
    9
    DB2
    INOUT
    データビット2
    10
    DB3
    INOUT
    データビット3
    11
    DB4
    INOUT
    データビット4
    12
    DB5
    INOUT
    データビット5
    13
    DB6
    INOUT
    データビット6
    14
    DB7
    INOUT
    データビット7

    〜〜接続方法〜〜

    26芯フラットケーブルの片側に26pin ピンヘッダ型コネクタ(メス)を圧着しFPGA_CN4に挿入する。
    もう片側はケーブルを切断して14芯に変えてから14pin ピンヘッダ型コネクタ(メス)を圧着しLCD_CNに挿入する。

    FPGA_LCD_CN と LCD_CNのピン対応
    FPGA_LCD_CN LCD_CN FPGA_LCD_CN LCD_CN
    ピン.No
    信号名
    ピン.No
    信号名
    ピン.No
    信号名
    ピン.No
    信号名
    1
    Vcc
    <-> 1
    Vcc
    14
    DB7
    <-> 14
    DB7
    2
    GND
    <-> 2
    GND
    15
    -
    <->
    3
    Vee
    <-> 3
    Vee
    16
    -
    <->
    4
    RS
    <-> 4
    RS
    17
    -
    <->
    5
    R/W
    <-> 5
    R/W
    18
    -
    <->
    6
    E
    <-> 6
    E
    19
    -
    <->
    7
    DB0
    <-> 7
    DB0
    20
    -
    <->
    8
    DB1
    <-> 8
    DB1
    21
    -
    <->
    9
    DB2
    <-> 9
    DB2
    22
    -
    <->
    10
    DB3
    <-> 10
    DB3
    23
    -
    <->
    11
    DB4
    <-> 11
    DB4
    24
    -
    <->
    12
    DB5
    <-> 12
    DB5
    25
    -
    <->
    13
    DB6
    <-> 13
    DB6
    26
    -
    <->

  3. FPGAボード ―― ドータボード
    ●コネクタ名称:FPGA_JP1A(20pinジャンパコネクタメス)

    FPGA_JP1A(ドータボードへ)
    ピン.No
    信号名
    I/O
    備考
    ピン.No
    信号名
    I/O
    備考
    1
    IRS2
    IN
    赤外線センサ信号 2
    11
    TS2
    IN
    タッチセンサ信号 2
    2
    IRS3
    IN
    赤外線センサ信号 3
    12
    TS1
    IN
    タッチセンサ信号 1
    3
    IRS4
    IN
    赤外線センサ信号 4
    13
    TS5
    IN
    タッチセンサ信号 5
    4
    IRS5
    IN
    赤外線センサ信号 5
    14
    TS4
    IN
    タッチセンサ信号 4
    5
    UTIM
    OUT
    超音波センサ受信タイミング信号
    15
    TS6
    IN
    タッチセンサ信号 6
    6
    UT2
    OUT
    超音波センサ送信信号 2
    16
    TS7
    IN
    タッチセンサ信号 7
    7
    UR2
    IN
    超音波センサ受信信号 2
    17
    R_DIR
    OUT
    MPC 右方向信号・オープンコレクタ出力
    8
    UT1
    OUT
    超音波センサ送信信号 1
    18
    R_PWM
    OUT
    MPC 右PWM信号・オープンコレクタ出力
    9
    UR1
    IN
    超音波センサ受信信号 1
    19
    L_DIR
    OUT
    MPC 左方向信号・オープンコレクタ出力
    10
    TS3
    IN
    タッチセンサ信号 3
    20
    L_PWM
    OUT
    MPC 左PWM信号・オープンコレクタ出力

    ●コネクタ名称:DB_JP1A((20pin ジャンパコネクタオス)

    DB_JP1A(FPGAボードへ)
    ピン.No
    信号名
    I/O
    備考
    ピン.No
    信号名
    I/O
    備考
    1
    IRS2
    OUT
    赤外線センサ信号 2
    11
    TS2
    OUT
    タッチセンサ信号 2
    2
    IRS3
    OUT
    赤外線センサ信号 3
    12
    TS1
    OUT
    タッチセンサ信号 1
    3
    IRS4
    OUT
    赤外線センサ信号 4
    13
    TS5
    OUT
    タッチセンサ信号 5
    4
    IRS5
    OUT
    赤外線センサ信号 5
    14
    TS4
    OUT
    タッチセンサ信号 4
    5
    UTIM
    IN
    超音波センサ受信タイミング信号
    15
    TS6
    OUT
    タッチセンサ信号 6
    6
    UT2
    IN
    超音波センサ送信信号 2
    16
    TS7
    OUT
    タッチセンサ信号 7
    7
    UR2
    OUT
    超音波センサ受信信号 2
    17
    R_DIR
    IN
    MPC 右方向信号
    8
    UT1
    IN
    超音波センサ送信信号 1
    18
    R_PWM
    IN
    MPC 右PWM信号
    9
    UR1
    OUT
    超音波センサ受信信号 1
    19
    L_DIR
    IN
    MPC 左方向信号
    10
    TS3
    OUT
    タッチセンサ信号 3
    20
    L_PWM
    IN
    MPC 左PWM信号

    ●コネクタ名称:FPGA_JP1B(20pinジャンパコネクタメス)

    FPGA_JP1B(ドータボードへ)
    ピン.No
    信号名
    I/O
    備考
    ピン.No
    信号名
    I/O
    備考
    1
    PO
    IN
    パワーオン信号
    11
    -
    -
    未使用
    2
    IRS1
    IN
    赤外線センサ信号 1
    12
    -
    -
    未使用
    3
    -
    -
    未使用
    13
    -
    -
    未使用
    4
    -
    -
    未使用
    14
    -
    -
    未使用
    5
    -
    -
    未使用
    15
    Vcc
    -
    5V
    6
    -
    -
    未使用
    16
    Vcc
    -
    5V
    7
    -
    -
    未使用
    17
    Vcc
    -
    5V
    8
    -
    -
    未使用
    18
    Vcc
    -
    5V
    9
    -
    -
    未使用
    19
    Vcc
    -
    5V
    10
    -
    -
    未使用
    20
    Vcc
    -
    5V

    ●コネクタ名称:DB_JP1B(20pin ジャンパコネクタオス)

    DB_JP1B(FPGAボードへ)
    ピン.No
    信号名
    I/O
    備考
    ピン.No
    信号名
    I/O
    備考
    1
    PO
    OUT
    パワーオン信号
    11
    -
    -
    未使用
    2
    IRS1
    OUT
    赤外線センサ信号 1
    12
    -
    -
    未使用
    3
    -
    -
    未使用
    13
    -
    -
    未使用
    4
    -
    -
    未使用
    14
    -
    -
    未使用
    5
    -
    -
    未使用
    15
    Vcc
    -
    5V
    6
    -
    -
    未使用
    16
    Vcc
    -
    5V
    7
    -
    -
    未使用
    17
    Vcc
    -
    5V
    8
    -
    -
    未使用
    18
    Vcc
    -
    5V
    9
    -
    -
    未使用
    19
    Vcc
    -
    5V
    10
    -
    -
    未使用
    20
    Vcc
    -
    5V

    ●コネクタ名称:FPGA_JP1C(20pinジャンパコネクタメス)

    FPGA_JP1C(ドータボードへ)
    ピン.No
    信号名
    I/O
    備考
    ピン.No
    信号名
    I/O
    備考
    1
    CH_A1
    IN
    チャンネルA層信号 1
    11
    R/W
    OUT
    LCD リード・ライト
    2
    CH_B1
    IN
    チャンネルB層信号 1
    12
    E
    OUT
    LCD イネーブル
    3
    CH_A2
    IN
    チャンネルA層信号 2
    13
    DB0
    INOUT
    LCD データ 0
    4
    CH_B2
    IN
    チャンネルB層信号 2
    14
    DB1
    INOUT
    LCD データ 1
    5
    UT4
    OUT
    超音波センサ送信信号 4
    15
    DB2
    INOUT
    LCD データ 2
    6
    UR4
    IN
    超音波センサ受信信号 4
    16
    DB3
    INOUT
    LCD データ 3
    7
    UT3
    OUT
    超音波センサ送信信号 3
    17
    DB4
    INOUT
    LCD データ 4
    8
    UR3
    IN
    超音波センサ受信信号 3
    18
    DB5
    INOUT
    LCD データ 5
    9
    -
    -
    未使用
    19
    DB6
    INOUT
    LCD データ 6
    10
    RS
    OUT
    LCD レジスタセレクト
    20
    DB7
    INOUT
    LCD データ 7

    ●コネクタ名称:DB_JP1C(20pinジャンパコネクタ)

    DB_JP1C(FPGAボードへ)
    ピン.No
    信号名
    I/O
    備考
    ピン.No
    信号名
    I/O
    備考
    1
    CH_A1
    OUT
    チャンネルA層信号 1
    11
    R/W
    IN
    LCD リード・ライト
    2
    CH_B1
    OUT
    チャンネルB層信号 1
    12
    E
    IN
    LCD イネーブル
    3
    CH_A2
    OUT
    チャンネルA層信号 2
    13
    DB0
    INOUT
    LCD データ 0
    4
    CH_B2
    OUT
    チャンネルB層信号 2
    14
    DB1
    INOUT
    LCD データ 1
    5
    UT4
    IN
    超音波センサ送信信号 4
    15
    DB2
    INOUT
    LCD データ 2
    6
    UR4
    OUT
    超音波センサ受信信号 4
    16
    DB3
    INOUT
    LCD データ 3
    7
    UT3
    IN
    超音波センサ送信信号 3
    17
    DB4
    INOUT
    LCD データ 4
    8
    UR3
    OUT
    超音波センサ受信信号 3
    18
    DB5
    INOUT
    LCD データ 5
    9
    -
    -
    未使用
    19
    DB6
    INOUT
    LCD データ 6
    10
    RS
    IN
    LCD レジスタセレクト
    20
    DB7
    INOUT
    LCD データ 7

    ●コネクタ名称:FPGA_JP2A(26pinジャンパコネクタ)

    FPGA_JP2A(ドータボードへ)
    ピン.No
    信号名
    I/O
    備考
    ピン.No
    信号名
    I/O
    備考
    1
    Vcc
    -
    5V
    14
    DB7
    INOUT
    LCD データ 7
    2
    GND
    -
    GND
    15
    -
    -
    未使用
    3
    Vo
    -
    LCD コントラストアドジャスト
    16
    -
    -
    未使用
    4
    RS
    IN
    LCD レジスタセレクト
    17
    -
    -
    未使用
    5
    R/W
    IN
    LCD リード・ライト
    18
    -
    -
    未使用
    6
    E
    IN
    LCD イネーブル
    19
    -
    -
    未使用
    7
    DB0
    INOUT
    LCD データ 0
    20
    -
    -
    未使用
    8
    DB1
    INOUT
    LCD データ 1
    21
    -
    -
    未使用
    9
    DB2
    INOUT
    LCD データ 2
    22
    -
    -
    未使用
    10
    DB3
    INOUT
    LCD データ 3
    23
    -
    -
    未使用
    11
    DB4
    INOUT
    LCD データ 4
    24
    -
    -
    未使用
    12
    DB5
    INOUT
    LCD データ 5
    25
    -
    -
    未使用
    13
    DB6
    INOUT
    LCD データ 6
    26
    -
    -
    未使用

    ●コネクタ名称:DB_JP2A(14pinジャンパコネクタ)

    DB_JP2A(FPGAボードへ)
    ピン.No
    信号名
    I/O
    備考
    ピン.No
    信号名
    I/O
    備考
    1
    Vcc
    -
    5V
    8
    DB1
    INOUT
    LCD データ 1
    2
    GND
    -
    GND
    9
    DB2
    INOUT
    LCD データ 2
    3
    Vo
    -
    LCD コントラストアドジャスト
    10
    DB3
    INOUT
    LCD データ 3
    4
    RS
    OUT
    LCD レジスタセレクト
    11
    DB4
    INOUT
    LCD データ 4
    5
    R/W
    OUT
    LCD リード・ライト
    12
    DB5
    INOUT
    LCD データ 5
    6
    E
    OUT
    LCD イネーブル
    13
    DB6
    INOUT
    LCD データ 6
    7
    DB0
    INOUT
    LCD データ 0
    14
    DB7
    INOUT
    LCD データ 7

    ●コネクタ名称:FPGA_JP2B(26pinジャンパコネクタメス)

    FPGA_JP2B(ドータボードへ)
    ピン.No
    信号名
    I/O
    備考
    ピン.No
    信号名
    I/O
    備考
    1
    GND
    -
    GND
    14
    GND
    -
    GND
    2
    GND
    -
    GND
    15
    GND
    -
    GND
    3
    GND
    -
    GND
    16
    GND
    -
    GND
    4
    GND
    -
    GND
    17
    GND
    -
    GND
    5
    GND
    -
    GND
    18
    GND
    -
    GND
    6
    GND
    -
    GND
    19
    GND
    -
    GND
    7
    GND
    -
    GND
    20
    GND
    -
    GND
    8
    GND
    -
    GND
    21
    GND
    -
    GND
    9
    GND
    -
    GND
    22
    GND
    -
    GND
    10
    GND
    -
    GND
    23
    GND
    -
    GND
    11
    GND
    -
    GND
    24
    GND
    -
    GND
    12
    GND
    -
    GND
    25
    GND
    -
    GND
    13
    GND
    -
    GND
    26
    GND
    -
    GND

    ●コネクタ名称:DB_JP2B(14pinジャンパコネクタ)

    DB_JP2B(FPGAボードへ)
    ピン.No
    信号名
    I/O
    備考
    ピン.No
    信号名
    I/O
    備考
    1
    GND
    -
    GND
    8
    GND
    -
    GND
    2
    GND
    -
    GND
    9
    GND
    -
    GND
    3
    GND
    -
    GND
    10
    GND
    -
    GND
    4
    GND
    -
    GND
    11
    GND
    -
    GND
    5
    GND
    -
    GND
    12
    GND
    -
    GND
    6
    GND
    -
    GND
    13
    GND
    -
    GND
    7
    GND
    -
    GND
    14
    GND
    -
    GND

    〜〜接続方法〜〜

    ドーターボードはFPGAボードの亀の子基盤となっているので、各ボードのコネクタが下表の対応関係になるようにドーターボードをFPGAボードに挿しこむ。 各コネクタの対応は下記のようになる。

    FPGAボード
    ドーターボード
    DB_JP1A
    <-> FPGA_JP1A
    DB_JP1B
    <-> FPGA_JP1B
    DB_JP1C
    <-> FPGA_JP1C
    DB_JP2A
    <-> FPGA_JP2A
    DB_JP2B
    <-> FPGA_JP2B

  4. ドータボード ―― ロータリエンコーダ
    ●コネクタ名称:DB_RE_CN 1,2(MOLEX5045-04A)

    DB_RE_CN 1,2(ロータリエンコーダへ)
    ピンNo.信号名I/O備考
    1CH_BINチャンネルB層の信号
    2Vcc-+5V
    3CH_AINチャンネルA層の信号
    4GND-GND

    ●コネクタ名称:RE_CN 1,2(ロータリエンコーダコネクタ)

    RE_CN 1,2(ドータボードへ)
    ピンNo.信号名I/O備考
    1CH_BOUTチャンネルB層の信号
    2Vcc-+5V
    3CH_AOUTチャンネルA層の信号
    4GND-GND

    〜〜接続方法〜〜

    4芯フラットケーブルの両端を1本ずつ裂き、片側はそれぞれにMOLEX 5051用ターミナルを圧着してからMOLEX 5051-5ハウジングに挿入し、それぞれDB_RE_CN(N) に挿入する。
    もう片側はロータリエンコーダ付属ケーブルと接続し、接続部の絶縁処理を行う。 (N=1 to 2)

    DB_RE_CN(N) と RE_CN(N) のピン対応
    DB_RE_CN(1) RE_CN(1)
    ピン.No
    信号名
    ピン.No
    信号名
    1
    CH_B
    <-> 1
    CH_B
    2
    Vcc
    <-> 2 Vcc
    3
    CH_A
    <-> 3 CH_B
    4
    GND
    <-> 4 GND
    DB_RE_CN(2) RE_CN(2)
    ピン.No
    信号名
    ピン.No
    信号名
    1
    CH_B
    <-> 1
    CH_B
    2
    Vcc
    <-> 2 Vcc
    3
    CH_A
    <-> 3 CH_B
    4
    GND
    <-> 4 GND

  5. ドータボード ―― タッチセンサ
    ●コネクタ名称:DB_TS_CN 1,2,3,4,5,6,7(MOLEX5045-03A)

    DB_TS_CN 1,2,3,4,5,6,7(タッチセンサへ)
    ピンNo.信号名I/O備考
    1GND-GND
    2TSONINタッチセンサON信号
    3TSOFINタッチセンサOFF信号

    ●コネクタ名称:TS_CN 1,2,3,4,5,6,7(omronSS-5GL)

    TS_CN 1,2,3,4,5,6,7(ドータボードへ)
    ピンNo.信号名I/O備考
    1GND-GND
    2TSONOUTタッチセンサON信号
    3TSOFOUTタッチセンサOFF信号

    〜〜接続方法〜〜

    3芯のフラットケーブルの両端を1本ずつ裂いてから片側に5051用ターミナルを圧着してMOLEX 5051ハウジングに挿入し、DB_TS_CN(N)に挿入する。
    もう片側は絶縁ビニルを剥いてからタッチセンサにはんだ付けする。(N=1 to 7)

    DB_TS_CN(N) と TS_CN(N) のピン対応
    DB_TS_CN(1) TS_CN (1) DB_TS_CN(4) TS_CN (4)
    ピン.No
    信号名
    ピン.No
    信号名
    ピン.No
    信号名
    ピン.No
    信号名
    1
    GND
    <-> 1 GND 1
    GND
    <-> 1 GND
    2
    TSON
    <-> 2
    TSON
    2
    TSON
    <-> 2
    TSON
    3
    TSOF
    <-> 3 TSOF 3
    TSOF
    <-> 3 TSOF
    DB_TS_CN(2) TS_CN (2) DB_TS_CN(5) TS_CN (5)
    ピン.No
    信号名
    ピン.No
    信号名
    ピン.No
    信号名
    ピン.No
    信号名
    1
    GND
    <-> 1 GND 1
    GND
    <-> 1 GND
    2
    TSON
    <-> 2
    TSON
    2
    TSON
    <-> 2
    TSON
    3
    TSOF
    <-> 3 TSOF 3
    TSOF
    <-> 3 TSOF
    DB_TS_CN(3) TS_CN (3) DB_TS_CN(6) TS_CN (6)
    ピン.No
    信号名
    ピン.No
    信号名
    ピン.No
    信号名
    ピン.No
    信号名
    1
    GND
    <-> 1 GND 1
    GND
    <-> 1 GND
    2
    TSON
    <-> 2
    TSON
    2
    TSON
    <-> 2
    TSON
    3
    TSOF
    <-> 3 TSOF 3
    TSOF
    <-> 3 TSOF
    DB_TS_CN(7) TS_CN(7)
    ピン.No
    信号名
    ピン.No
    信号名




    1
    GND
    <-> 1 GND



    2
    TSON
    <-> 2
    TSON




    3
    TSOF
    <-> 3 TSOF



  6. ドータボード ―― 超音波センサボード
    ●コネクタ名称:DB_USS_CN 1,2,3,4(MOLEX5045-05A)

    DB_USS_CN 1,2,3,4(超音波センサボードへ)
    ピンNo.信号名I/O備考
    1Vcc-+5V
    2U0OUT送信信号
    3U1IN受信信号
    4UTIMOUT受信タイミング
    5GND-GND

    ●コネクタ名称:USS_DB_CN 1,2,3,4(MOLEX5045-05A)

    USS_DB_CN 1,2,3,4(ドータボードへ)
    ピンNo.信号名I/O備考
    1Vcc-+5V
    2U0IN送信信号
    3U1OUT受信信号
    4UTIMIN受信タイミング
    5GND-GND

    〜〜接続方法〜〜

    5芯フラットケーブルを用意し、両端をそれぞれ1本ずつにわける。
    次に両側の絶縁ビニルを剥き、MOLEX 53259用ターミナルを圧着してからMOLEX 53259-0220ハウジングに挿入し、それぞれをDB_USS_CN(N) とUSS_DB_CN(N)に挿入する。(N= 1 to 4)

    DB_USS_CN(N) と USS_DB_CN(N) のピン対応
    DB_USS_CN(1) USS_DB_CN(1) DB_USS_CN(3) USS_DB_CN(3)
    ピン.No
    信号名
    ピン.No
    信号名
    ピン.No
    信号名
    ピン.No
    信号名
    1
    Vcc
    <-> 1
    Vcc
    1
    Vcc
    <-> 1
    Vcc
    2
    U0
    <-> 2 U0 2
    U0
    <-> 2 U0
    3
    U1
    <-> 3 U1 3
    U1
    <-> 3 U1
    4
    UTIM
    <-> 4 UTIM 4
    UTIM
    <-> 4 UTIM
    5
    GND
    <-> 5
    GND
    5
    GND
    <-> 5
    GND
    DB_USS_CN(2) USS_DB_CN(2) DB_USS_CN(4) USS_DB_CN(4)
    ピン.No
    信号名
    ピン.No
    信号名
    ピン.No
    信号名
    ピン.No
    信号名
    1
    Vcc
    <-> 1
    Vcc
    1
    Vcc
    <-> 1
    Vcc
    2
    U0
    <-> 2 U0 2
    U0
    <-> 2 U0
    3
    U1
    <-> 3 U1 3
    U1
    <-> 3 U1
    4
    UTIM
    <-> 4 UTIM 4
    UTIM
    <-> 4 UTIM
    5
    GND
    <-> 5
    GND
    5
    GND
    <-> 5
    GND

  7. ドータボード ―― 赤外線センサボード
    ●コネクタ名称:DB_IRS_CN 1,2,3,4,5(MOLEX5045-03A)

    DB_IRS_CN 1,2,3,4,5(赤外線センサボードへ)
    ピンNo.信号名I/O備考
    1VoIN赤外線受光信号
    2GND-GND
    3Vcc-+5V

    ●コネクタ名称:IRS_DB_CN 1,2,3,4,5(MOLEX5045-03A)

    IRS_DB_CN 1,2,3,4,5(ドータボードへ)
    ピンNo.信号名I/O備考
    1VoOUT赤外線受光信号
    2GND-GND
    3Vcc-+5V

    〜〜接続方法〜〜

    3芯のフラットケーブルの両端を1本ずつ裂いてからそれぞれに5051用ターミナルを圧着してMOLEX 5051ハウジングに挿入する。
    それからそれぞれをDB_IRS_CN(N)とIRS_DB_CN(N)に挿入する。(N=1 to 5)

    DB_IRS_CN(N) と IRS_DB_CN(N) のピン対応
    DB_IRS_CN(1) IRS_DB_CN(1) DB_IRS_CN(4) IRS_DB_CN(4)
    ピン.No
    信号名
    ピン.No
    信号名
    ピン.No
    信号名
    ピン.No
    信号名
    1
    Vo
    <-> 1
    Vo
    1
    Vo
    <-> 1
    Vo
    2
    GND
    <-> 2 GND 2
    GND
    <-> 2 GND
    3
    Vcc
    <-> 3 Vcc 3
    Vcc
    <-> 3 Vcc
    DB_IRS_CN(2) IRS_DB_CN(2) DB_IRS_CN(5) IRS_DB_CN(5)
    ピン.No
    信号名
    ピン.No
    信号名
    ピン.No
    信号名
    ピン.No
    信号名
    1
    Vo
    <-> 1
    Vo
    1
    Vo
    <-> 1
    Vo
    2
    GND
    <-> 2 GND 2
    GND
    <-> 2 GND
    3
    Vcc
    <-> 3 Vcc 3
    Vcc
    <-> 3 Vcc
    DB_IRS_CN(3) IRS_DB_CN(3)
    ピン.No
    信号名
    ピン.No
    信号名




    1
    Vo
    <-> 1
    Vo




    2
    GND
    <-> 2 GND



    3
    Vcc
    <-> 3 Vcc



  8. ドータボード ―― モーターパワー制御ボード
    ●コネクタ名称:DB_MPC_CN(MOLEX5045-05A)

    DB_MPC_CN(モータパワー制御ボードへ)
    ピンNo.信号名I/O備考
    1Vcc-+5V
    2R_DIRINOUT右方向信号
    3R_PWMINOUT右PWM信号
    4L_DIRINOUT左方向信号
    5L_PWMINOUT左PWM信号

    ●コネクタ名称:MPC_DB_CN(MOLEX5046-05A)

    MPC_DB_CN(ドータボードへ)
    ピンNo.信号名I/O備考
    1Vcc-+5V
    2R_DIRINOUT右方向信号
    3R_PWMINOUT右PWM信号
    4L_DIRINOUT左方向信号
    5L_PWMINOUT左PWM信号

    〜〜接続方法〜〜

    5芯フラットケーブルを用意し、両端をそれぞれ1本ずつにわける。
    次に両側の絶縁ビニルを剥き、MOLEX 53259用ターミナルを圧着してからMOLEX 53259-0220ハウジングに挿入し、それぞれをDB_MPC_CNとMPC_DB_CNに挿入する。

    DB_MPC_CN と MPC_DB_CN のピン対応
    DB_MPC_CN MPC_DB_CN
    ピン.No
    信号名
    ピン.No
    信号名
    1
    Vcc
    <-> 1
    Vcc
    2
    R_DIR
    <-> 2 R_DIR
    3
    R_PWM
    <-> 3 R_PWM
    4
    L_DIR
    <-> 4 L_DIR
    5
    L_PWM
    <-> 5
    L_PWM

  9. ドータボード ―― 電源ボード
    ●コネクタ名称:DB_PD_CN(MOLEX5045-03A)

    DB_PD_CN(電源ボードへ)
    ピンNo.信号名I/O備考
    1--未使用
    2Vsig-駆動系電源ON信号
    3GND-GND

    ●コネクタ名称:PD_DB_CN(MOLEX5046-03A)

    PD_DB_CN(ドータボードへ)
    ピンNo.信号名I/O備考
    1--未使用
    2Vsig-駆動電源ON信号
    3GND-GND

    〜〜接続方法〜〜

    3芯のフラットケーブルの両端を1本ずつ裂いてからそれぞれに5051用ターミナルを圧着してMOLEX 5051ハウジングに挿入する。
    それからそれぞれをDB_PD_CNとPD_DB_CNに挿入する。

    DB_PD_CN と PD_DB_CN のピン対応
    DB_PD_CN PD_DB_CN
    ピン.No
    信号名
    ピン.No
    信号名
    1
    -
    <-> 1 -
    2
    Vsig
    <-> 2
    Vsig
    3
    GND
    <-> 3 GND

  10. 電源ボード ―― バックプレーン
    ●コネクタ名称:PD_BP_CN

    PD_BP_CN(バックプレーンへ)
    ピンNo.信号名I/O備考
    1Vcc-+5V
    2-5V-未使用
    3-12V-未使用
    4+12V-未使用
    5GND-GND

    ●コネクタ名称:BP_PD_CN(MOLEX53259-0220)

    BP_PD_CN(電源ボードへ)
    ピンNo.信号名I/O備考
    1Vcc-+5V
    2GND-GND

    〜〜接続方法〜〜

    電源ケーブルの片側は電源用ターミナルを圧着してからBP_PD_CNにねじとワッシャを用いて取りつけ、 もう片側はMOLEX 51067用ターミナルを圧着してからMOLEX 51067-0220ハウジングに挿入し、PD_BP_CNに挿入する。
    電源ボード側の2,3,4ピンはそのままつながないでおく。

    PD_BP_CN とBP_PD_CN のピン対応
    PD_BP_CN BP_PD_CN
    ピン.No
    信号名
    ピン.No
    信号名
    1
    Vcc
    <-> 1
    Vcc
    2
    -5V
    <->
    3
    -12V
    <->
    4
    +12V
    <->
    5
    GND
    <-> 2
    GND

  11. モーターパワー制御ボード ―― 電源ボード
    ●コネクタ名称:MPC_PD_CN(MOLEX 53259-0220)

    MPC_PD_CN(電源ボードへ)
    ピンNo.信号名I/O備考
    1Vin-モータ用+7.2V電源
    2GND-GND

    ●コネクタ名称:PD_MPC_CN(MOLEX 53259-0220)

    PD_MPC_CN(モータパワー制御ボードへ)
    ピンNo.信号名I/O備考
    1Vin-モータ用+7.2V電源
    2GND-GND

    〜〜接続方法〜〜

    電源ケーブルの両端にMOLEX 51067用ターミナルを圧着してからMOLEX 51067-0220ハウジングに挿入し、MPC_PD_CNとPD_MPC_CNに挿入する。

    MPC_PD_CN と PD_MPC_CN のピン対応
    MPC_PD_CN PD_MPC_CN
    ピン.No
    信号名
    ピン.No
    信号名
    1
    Vin
    <-> 1
    Vin
    2
    GND
    <-> 2 GND


  12. 電源ボード ―― バッテリ
    ●コネクタ名称:PD_BA_CN 1,2(MOLEX 53259-0220)

    PD_BA_CN 1,2(バッテリへ)
    ピン.No 信号名 I/O 備考
    1 Vin -
    +7.2
    2 GND -
    GND

    ●コネクタ名称:バッテリコネクタ1,2

    バッテリコネクタ1,2(電源ボードへ)
    ピン.No 信号名 I/O 備考
    1 Vin -
    +7.2
    2 GND -
    GND

    〜〜接続方法〜〜

    電源ケーブルの片側は、バッテリコネクタ1,2のターミナルを圧着してバッテリコネクタハウジングに入れる。
    もう片側はMOLEX 51067用ターミナルを圧着してからMOLEX 51067-0220ハウジングに挿入し、PD_BA_CN 1,2に挿入する。

    PD_BA_CN 1,2 とバッテリコネクタ 1,2のピン対応
    PD_BA_CN 1 バッテリコネクタ 1
    ピン.No
    信号名
    ピン.No
    信号名
    1
    Vin
    <-> 1
    Vin
    2
    GND
    <-> 2 GND
    PD_BA_CN 2 バッテリコネクタ 2
    ピン.No
    信号名
    ピン.No
    信号名
    1
    Vin
    <-> 1
    Vin
    2
    GND
    <-> 2 GND

  13. モーターパワー制御ボード ―― モータ
    ●コネクタ名称:MPC_M_CN 1,2(MOLEX 53259-0220)

    MPC_M_CN 1,2(モータへ)
    ピンNo.信号名I/O備考
    1Vo1-正極
    2Vo2-負極

    ●コネクタ名称:M 1,2(MAXONモータの端子)
    M_C 1,2(モータパワー制御ボードへ)
    ピンNo.信号名I/O備考
    1Vo1-正極
    2Vo2-負極

    〜〜接続方法〜〜

    電源ケーブルの片側にMOLEX 53259用ターミナルを圧着してからMOLEX 53259-0220ハウジングに挿入し、MPC_M_CN 1,2に挿入。
    もう片方は絶縁ビニルを剥きモータの端子にはんだ付けする。

    MPC_M_CN 1,2と M_CN 1,2 のピン対応
    MPC_M_CN 1 M_CN 1
    ピン.No
    信号名
    ピン.No
    信号名
    1
    Vo1
    <-> 1
    Vo1
    2
    Vo2
    <-> 2 Vo2
    MPC_M_CN 2 M_CN 2
    ピン.No
    信号名
    ピン.No
    信号名
    1
    Vo1
    <-> 1
    Vo1
    2
    Vo2
    <-> 2 Vo2

※間違いを防ぐため、すべてのVinに赤、GNDに黒のケーブルを使用する。

6.各部の詳細

  1. 標準MIRS基板
    MIRSデータベースDBMDを参照。
  2. FPGAボード
    1. FPGA回路ブロック
      図3.FPGA内部回路ブロック図

      1、アドレスデコーダ
       : 16bitのアドレスデータからモジュールセレクタ信号を作り出し、AEN信号に合わせて各モジュールに出力する。また、各モジュールが16bitのデータ入出力を行えるように IOCS16 信号を制御する。

      2、液晶ディスプレイ制御モジュール
       : CPUから送られてくる8bitの液晶ディスプレイボード制御信号の出力制御を行う。

      3、モータパワー制御モジュール
       : CPUから送られてくる速度データをPWM変換し、同じくCPUから送られてくる方向データと共に出力する。

      4、ロータリーエンコーダ制御モジュール
       : FPGAボード内に構築されるロータリーエンコーダカウント回路の制御信号の出力制御と16bitのロータリーエンコーダカウント値の入力制御を行う。

      5、超音波センサ信号処理モジュール
       : CPUから超音波センサ選択信号を受けると、2bitの超音波センサ選択信号、超音波の送信信号となる幅0.4[ms]、周波数約40[kHz]のパルスと、回りこみ除去回路へのタイミングパルスである受信タイミング信号を出力する。又、超音波センサから受信信号を受けとると、割り込み信号を、割り込み信号のリセットを行うまでCPUへ出力し続ける。

      6、タッチセンサ、パワーオン信号処理モジュール
       : 7bitのタッチセンサ信号、1bitのパワーオン信号の8bitの信号を保持し、CPUに出力する。上記の2種類の信号に変化が生じた時に、新たに信号を保持、出力する。

      7、赤外線センサ信号処理モジュール
       : 赤外線センサにポストからの信号入力が入った時、その信号を符号化し符号化された信号を12bitのパラレルデータとしてCPUに出力する。

      8、ダミーモジュール
        :ISAバスの信号の内、ATLMIRS用の各モジュールで使用しない信号をハイインピーダンスにする。


    2. ブロック間のインターフェイス仕様
      ソフトウェアビジビリティ
      1. 液晶ディスプレイ制御モジュール
        Table.7_d_1_1 液晶ディスプレイ制御モジュールのソフトウェアビジビリティ
        アドレス
        D15
        D14
        D13
        D12
        D11
        D10
        D9
        D8
        D7
        D6
        D5
        D4
        D3
        D2
        D1
        D0
        R/W
        機能説明
        0100H
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        0
        0
        0
        0
        0
        0
        0
        1
        W
        表示画面をクリア後、アドレスカウンタにDD RAMの0番地をセットする。
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        0
        0
        0
        0
        0
        0
        1
        *
        W
        アドレスカウンタにDD RAMの0番地をセットする。
        シフトしていた表示も元に戻るが、この時DD RAMの内容は変化しない。
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        0
        0
        0
        0
        0
        1
        I/D
        S
        W
        データ書き込みおよびデータ読み出し時にカーソルの進む方向、
        表示をシフトするかどうかの設定を行う。
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        0
        0
        0
        0
        1
        D
        C
        B
        W
        全表示のON/OFF(D)、カーソルのON/OFF(C)、
        カーソル位置の文字のブリンク(B)をセットする。
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        0
        0
        0
        1
        S/C
        R/L
        *
        *
        W
        DD RAMの内容を変えずカーソルの移動、表示のシフト動作を行う。
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        0
        0
        1
        DL
        N
        F
        *
        *
        W
        インターフェース長(DL)、表示桁数(N)、文字フォント(F)を設定する。
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        0
        1
        Acc
        W
        CG RAMのアドレスをセットする。この後送受するのはDD RAMのデータ。
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        1
        Add
        W
        DD RAMのアドレスをセットする。この後送受するのはDD RAMのデータ。
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        BF
        AC
        R
        内部動作中を示すビジーフラグ(BF)およびアドレスカウンタの内容を読み出す。
        0102H
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        Write Data
        W
        DD RAMまたはCG RAMにデータを書き込む。
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        Read Data
        R
        DD RAMまたはCG RAMにデータを読み出す。

        * I/D ・・・ '1' : インクリメント '0' : デクリメント * S ・・・ '1' : 表示のシフトを行う '0' : 表示のシフトを行わない
        * S/C ・・・ '1' : 表示のシフト '0' : カーソルの移動 * R/L ・・・ '1' : 右シフト
        * DL ・・・ '1' : 8bit '0' : 4bit * N ・・・ '1' : 2行目 '0' : 1行目
        * F ・・・ '1' : 5 x 10ドット '0' : 5 x 7ドット * BF ・・・ '1' : 内部動作中 '0' : インストラクション受付可
        * DD RAM ・・・ 表示データRAM * CG RAM ・・・ キャラクタジェネレータRAM
        * Acc ・・・ CG RAMのアドレス * Add ・・・ DD RAMのアドレス、カーソル番地に対応する
        * AC ・・・ DD RAM、CG RAMの両方に用いるアドレスカウンタ
        * Writeデータ , Readデータ ・・・ 以下の文字コード表を参照

        Table.7_d_1_2 文字コード表

      2. モータパワー制御モジュール
        Table.7_d_2 モータパワー制御モジュールのソフトウェアビジビリティ
        アドレス
        D15
        D14
        D13
        D12
        D11
        D10
        D9
        D8
        D7
        D6
        D5
        D4
        D3
        D2
        D1
        D0
        R/W
        機能説明
        0110H
        * * * * * * * * L26 L25 L24 L23 L22 L21 L20 LD W
        方向データ、速度データから方向信号、PWM信号を生成する。
        * * * * * * * * L26 L25 L24 L23 L22 L21 L20 LD R バッファの内容を送る。(ラッチされているか確認するため)
        0112H
        * * * * * * * * R26 R25 R24 R23 R22 R21 R20 RD W 方向データ、速度データから方向信号、PWM信号を生成する。
        * * * * * * * * R26 R25 R24 R23 R22 R21 R20 RD R
        バッファの内容を送る。(ラッチされているか確認するため)

        * L2X ・・・ 左速度データ * R2X ・・・ 右速度データ
        * LD ・・・ '1' : 左タイヤ正転 '0' : 左タイヤ逆転 * RD ・・・ '1' : 右タイヤ正転 '0' : 右タイヤ逆転

      3. ロータリーエンコーダ制御モジュール
        Table.7_d_3 ロータリーエンコーダ制御モジュールのソフトウェアビジビリティ
        アドレス
        D15
        D14
        D13
        D12
        D11
        D10
        D9
        D8
        D7
        D6
        D5
        D4
        D3
        D2
        D1
        D0
        R/W
        機能説明
        0120H
        X15
        X14
        X13
        X12
        X11
        X10
        X9
        X8
        X7
        X6
        X5
        X4
        X3
        X2
        X1
        X0
        R
        ロータリーエンコーダ(左側)の出力信号を読みこむ
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        RX
        W
        ロータリーエンコーダ(左側)のカウント値をリセットする。
        0122H
        Y15
        Y14
        Y13
        Y12
        Y11
        Y10
        Y9
        Y8
        Y7
        Y6
        Y5
        Y4
        Y3
        Y2
        Y1
        Y0
        R
        ロータリーエンコーダ(右側)の出力信号を読みこむ
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        RY
        W
        ロータリーエンコーダ(右側)のカウント値をリセットする。

        * Xi(i=0,1,…15) ・・・ ロータリーエンコーダ(左側)出力信号 * Yi(i=0,1,…15) ・・・ ロータリーエンコーダ(右側)出力信号
        * RX ・・・ ロータリーエンコーダ(左側)カウント値リセット信号 * RY ・・・ ロータリーエンコーダ(右側)カウント値リセット信号

      4. 超音波センサ信号処理モジュール
        超音波センサ信号処理モジュールのソフトウェアビジビリティ
        アドレス
        D15
        D14
        D13
        D12
        D11
        D10
        D9
        D8
        D7
        D6
        D5
        D4
        D3
        D2
        D1
        D0
        R/W
        機能説明
        0130H
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        21
        20
        W
        D1,D0で選択したセンサに40μsecの間送信信号を送信する。
        0132H
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        M
        R
        W
        超音波センサモジュールの割り込み信号(IRQ3)のマスク、アンマスク、リセットを行う。

        * M ・・・ '1' : 割り込み信号のマスク '0' : 割り込み信号のアンマスク * R ・・・ '1' : 割り込み信号のリセット

      5. タッチセンサ、パワーオン信号処理モジュール
        タッチセンサ、パワーオン信号処理モジュールのソフトウェアビジビリティ
          
        アドレス
        D15
        D14
        D13
        D12
        D11
        D10
        D9
        D8
        D7
        D6
        D5
        D4
        D3
        D2
        D1
        D0
        R/W
        機能説明
        140H
        '0'
        '0'
        '0'
        '0'
        '0'
        '0'
        '0'
        '0'
        TS7
        TS6
        TS5
        TS4
        TS3
        TS2
        TS1
        PO
        R
        POはパワーオン信号、
        TS*はタッチセンサの状態をそれぞれ示す。

        * PO , TS*  ・・・ '1' : ON '0' : OFF

      6. 赤外線センサ信号処理モジュール
        赤外線センサ信号処理モジュールのソフトウェアビジビリティ
          
        アドレス

        D15
        D14
        D13
        D12
        D11
        D10
        D9
        D8
        D7
        D6
        D5
        D4
        D3
        D2
        D1
        D0
        R/W
        機能説明
        150H
        IRS
        FL
        NM2
        NM1
        NM0
        CP11
        CP10
        CP9
        CP8
        CP7
        CP6
        CP5
        CP4
        CP3
        CP2
        CP1
        CP0
        R
        IRSの状態を示す。
        CP*は各ポストの赤外線信号を示す。
        又、NM*は入ってきた信号のセンサの番号を示す。
        FLは信号の新旧を示すものであり、'1'ならば読まれていないデータである。
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        *
        22
        21
        20
        W
        D2,D1,D0で選択したセンサからのデータを読み込む。

        *IRS  ・・・ '1' : ON '0' : OFF


    1. LCDコントラストアドジャスト

    1. アドレスデコーダ
      信号名
      I/O
      機能
      SA 0 to 15
      IN
      16bit アドレスバス
      AEN
      IN
      アドレス開放
      IOCS16
      OUT
      16bit I/Oサイクルに 1 ウェイトで応答
      ADD_LCD
      OUT
      LCD_Mセレクタ信号
      ADD_MPC
      OUT
      MPC_Mセレクタ信号
      ADD_RE
      OUT
      RE_Mセレクタ信号
      ADD_USS
      OUT
      USS_Mセレクタ信号
      ADD_TIP
      OUT
      TIP_Mセレクタ信号

    2. 液晶ディスプレイ制御モジュール
      信号名
      I/O
      機能
      SD 0 to 15
      IN
      16bit データバス
      IOR
      IN
      I/Oリード・ストローブ
      IOW
      IN
      I/Oライト・ストローブ
      RESET
      IN
      システム・リセット
      CLK
      IN
      システム・クロック 8MHz デューティ50%
      RS
      OUT
      レジスタ・セレクト
      R/W
      OUT
      リード・ライト
      E
      OUT
      イネーブル信号
      DB 0 to 7
      INOUT
      入出力データ

    3. モータパワー制御モジュール
      信号名
      I/O
      機能
      SD 0 to 15
      IN
      16bit データバス
      IOR
      IN
      I/Oリード・ストローブ
      IOW
      IN
      I/Oライト・ストローブ
      RESET
      IN
      システム・リセット
      CLK
      IN
      システム・クロック 8MHz デューティ50%
      R_DIR
      OUT
      右方向信号。オープンコレクタ出力
      R_PWM
      OUT
      右PWM信号。オープンコレクタ出力
      L_DIR
      OUT
      左方向信号。オープンコレクタ出力
      L_PWM
      OUT
      左PWM信号。オープンコレクタ出力

    4. ロータリーエンコーダ制御モジュール
      信号名
      I/O
      機能
      SD 0 to 15
      IN
      16bit データバス
      IOR
      IN
      I/Oリード・ストローブ
      IOW
      IN
      I/Oライト・ストローブ
      RESET
      IN
      システム・リセット
      CLK
      IN
      システム・クロック 8MHz デューティ50%
      X_B
      IN
      ロータリーエンコーダ左側チャンネルB相信号
      X_A
      IN
      ロータリーエンコーダ左側チャンネルA相信号
      Y_B
      IN
      ロータリーエンコーダ右側チャンネルB相信号
      Y_A
      IN
      ロータリーエンコーダ右側チャンネルA相信号
      OUT_DATA15 to 0
      OUT
      ロータリーエンコーダ・カウントデータ

    5. 超音波センサ信号処理モジュール
      信号名
      I/O
      機能
      SD 0 to 15
      IN,OUT
      16bit データバス
      IOR
      IN
      I/Oリード・ストローブ
      IOW
      IN
      I/Oライト・ストローブ
      RESET
      IN
      システム・リセット
      CLK
      IN
      システム・クロック 8MHz デューティ50%
      IRQ3
      OUT
      割り込み要求。オープンコレクタ出力
      UT1 to 4
      OUT
      送信信号
      UR1 to 4
      IN
      受信信号
      UTIM
      OUT
      受信タイミング信号

    6. タッチセンサ、パワーオン信号処理モジュール
      信号名
      I/O
      機能
      SD 0 to 15
      OUT 16bit データバス
      IOR
      IN
      I/Oリード・ストローブ
      IOW
      IN
      I/Oライト・ストローブ
      RESET
      IN
      システム・リセット
      CLK
      IN
      システム・クロック 8MHz デューティ50%
      PO
      IN
      パワーオン信号
      TS 1 to 7
      IN
      タッチセンサ信号

    7. 赤外線センサモジュール
      信号名
      I/O
      機能
      SD 0 to 15
      IN
      16bit データバス
      IOR
      IN
      I/Oリード・ストローブ
      IOW
      IN
      I/Oライト・ストローブ
      RESET
      IN
      システム・リセット
      CLK
      IN
      システム・クロック 8MHz デューティ50%
      IRS 1 to 5
      IN
      赤外線センサ信号


  1. ドータボード
    1. 外形
      図4.ドータボード外形図

    2. 詳細ブロック図

      図5.ドータボード詳細ブロック図

      1. LCDコントラストアジャスト回路
        ボリウムを用いてLCDボードの液晶ディスプレイのコントラストアドジャストを行う。
        また、その他の信号を素通りさせることでFPGAボードのジャンパとしての機能を持つ。
      2. パワーオン信号処理回路
        PDボードから送られてくる駆動系電源ON信号を用いてフォトカプラを動作させ、その出力信号をパワーオン信号としてFPGAボードに出力する。
      3. 超音波センサ選択回路
        マルチプレクサの制御信号に超音波センサ選択信号を入れることにより、ATLMIRSの4つの超音波センサとFPGAボードの超音波センサ信号処理モジュールの接続制御を行う。
      4. タッチセンサ入力チャタリング除去回路
        タッチセンサ(マイクロスイッチ)から入力されるスイッチ入力のチャタリング除去を行いタッチセンサ信号としてFPGAボードに出力する。
      5. モーターパワーコントロール信号処理回路
        FPGAボードからオープンコレクタ出力として送られてくるMPC信号に抵抗を介すことで、MPCボードのフォトカプラを動作させる。


    3. 主用部品

      MIRSDBMDより流用する

    4. 製造仕様書一覧

7.消費電力

CPUボード 3500(mA)
FD 65(mA)
ロータリーエンコーダ 6.5(mA)
モータ 最大連続電流1500(mA)
起動電流13400(mA)
無負荷電流53.9(mA)

回路系平均消費電流:3625.4(mA)
回路系最大消費電流:5071.5(mA)

回路系平均消費電力:18.1270(W)
回路系最大消費電力:25.3575(W)


参考資料