沼津高専 電子制御工学科
MIRS0004 超音波ボード試験報告書
MIRS0004-ELEC-1616
改訂記録
版数作成日作成者承認改訂内容
A012001.12.20高根沢初版
A022001.1.14高根沢試験結果の追加
A022001.1.30高根沢試験結果の追加

1. 目的

本ドキュメントはMIRS0004の超音波センサボードの試験報告を行なうものである。

2.試験結果

1.部品配置のチェック
  • 実装図を見て、部品の配置をチェックする。
    結果 → 正常であった。

2.導通チェック

  • 回路図を見て、各部分の導通部分をテスターでチェックする。
    また、非道通部分もチェックする。
    結果 → 異常なし。

3.動作試験(FPGAモジュールの動作試験も同時に行うものである)

  • オシロスコープを用いて、正常に送信、受信ができているかどうかを確かめる。
    • 結果1 → 3個の内、1つしか正常に送信、受信できなかった。
      原因 → 超音波をつなぐケーブルのコネクタの接触部分が、しっかりと接触されていなかった。
      修正 → ケーブルを作り直した。

    • 結果2 → 3個の内、2個送信、受信できた。
      原因 → いもはんだがあった。
      修正 → はんだを付け直した。

    • 結果3 → 3個の内、2個送信、受信できた。
      原因 → 基盤のICが壊れていた。
      修正 → ICを付け直した。

    • 結果4 → 3個の内、2個送信、受信できた。
      原因 → 基盤のICが壊れていた。
      修正 → ICを付け直した。

    • 結果5 → 3個目の超音波基盤が、一定の値しか受信できない。
      原因 → 可変抵抗の値がおかしかった。
      修正 → 可変抵抗をまわして調節し、適切な値にした。

    • 結果6 → 全ての超音波センサが送信、受信を行うことができた。
  • FPGAモジュールの動作試験を行う。
    • 結果1 → 正常に書き込めたが、いくら動かしても超音波の受信した値が一定となってしまう。
      原因 → 可変抵抗の値がおかしかった。
      修正 → 可変抵抗をまわして調節し、適切な値にした。

    • 結果2 → 全ての超音波センサが正常に作動した。


参考文献

番号 品名 ドキュメント番号/商品名 E/C 数量 単位 備考
100 MIRS0004 超音波センサ基盤回路図 MIRS0004-ELEC-1703 C 1   
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