沼津高専 電子制御工学科 |
MIRS0004 メカニクス システム試験報告書 |
MIRS0004-ASSY-0045 |
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改訂記録 |
版数 |
作成日 |
作成者 |
承認 |
改訂内容 |
A01 |
2001.10.26 |
鈴木 |
鈴木
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初版 |
1. 目的
MIRS0004がMIRS2000競技規定に準じ、正常に動作するかどうか調べる。
2.試験手順
試験手順は、MIRS0004 メカニクス システム試験仕様書
(MIRS0004-ASSY-0044)を参照。
3. 試験結果および対策
寸法測定
| 縦×横 [mm] |
測定値 | 320×320 |
設計値 | 320×320 |
MIRS2000競技規定 | 320×320 |
寸法はMIRS2000競技規定内にぎりぎり収まっている。
バンパー部の動作
検査結果:
前後部バンパーが押下後に戻らないことが多い。
原因:
バンパの動きを伝えるための柱にネジ山のある棒を使用しているが、ネジ山が柱を支えるL字アルミにの穴に引っかかってしまうことがある。
また、その穴が大きすぎたため、スプリングが穴の中に入って引っかかってしまうことがある。
対策:
バンパの動きを伝える柱をネジ山のない棒に作り変える。また、大きすぎる穴は、口径が穴よりわずかに小さなリングワッシャを穴のところにくっつけて穴のサイズを縮める。
車輪の動作
検査結果:
重量の掛け方によっては、補助輪の片輪が浮くことがある。
原因:
補助輪の高さ調節のために入れたスプリングワッシャが多すぎたために、高さがわずかにずれてしまった。
対策:
スプリングワッシャの数を調節する。
以上の試験および対策によって、ハードウェアが正常に動作することが確認された。
電子部品を実装後、不具合が見つかり次第改善する。