- はじめに
この仕様書は、ATLMIRSのFPGAボード内のFPGAチップに構成する赤外線センサ信号処理モジュールの取扱方法と機能詳細を記載したものである。
- 取扱い説明
- Maxplus2での回路情報の呼び出し方法
- ダウンロードファイル
irs_sch.zip
- 手順
- 圧縮ファイル irs_sch.zip をダウンロードします。
- irs_sch.zip を適当なフォルダで解凍します。
- maxplus2でグラフィックエディタを開きます。
- 解凍ファイルの中にあるirs_sch.sym をグラフィックエディタで部品として呼び出します。
- 圧縮ファイルの内容
irs_sch.zip には以下のファイルが入っています。
- irs_sch.vhd
- アドレスデコーダのVHDLファイルです。
- irs_sch.sym
- irs_sch.vhd のブロックシンボルです。
- 機能説明
- 機能概要
FPGAチップ内に構成される赤外線センサ信号処理モジュールは、
赤外線センサに入力があった場合にポストから発せられる赤外線信号を取り込み、符号化されている信号を処理してポストからの信号であるか解析する。もし、ポストからの信号であると確認できた場合には、アドレスが指定された時にデータバス上にポスト信号を出力する。このモジュールは、赤外線センサひとつに対して一つづつ作成する。
- 機能詳細
デジタルPLLの技術を用いて受信信号を解析して、ポストからの信号だと判断できた場合のみ出力する。
- インターフェース
Table 1 赤外線センサ信号処理モジュールのインターフェース
信号名
|
信号の方向
|
接続先
|
機能
|
B_SD[0...15] |
IN/OUT |
ISAバス |
データバス |
CLK |
IN |
ISAバス |
CLK 8MHz duty 50% |
IO_R |
IN |
ISAバス |
I/Oリード・ストローブ |
IO_W |
IN |
ISAバス |
I/Oライト・ストローブ |
IRQ |
OUT |
ISAバス |
割り込み要求信号 |
RESET |
IN |
ISAバス |
システムリセット |
IRS_ADD0 |
IN |
アドレスデコーダモジュール/td>
| IRSモジュールセレクタ信号 0 |
IRS_ADD1 |
IN |
アドレスレコーダモジュール |
IRSモジュールセレクタ信号 1 |
IRS_IN[0...3] |
IN |
入出力コネクタ(赤外線センサ) |
赤外線センサ入力信号 |
|
|