配布先超音波センサボード 基本設計仕様書案 配布日1994.5.31
出席者番号V94-MEMO-046
作成日1994.5.31
作成者坪井

5.2.1 超音波センサ回路
(1)機能概要
 この回路は指定した超音波センサから超音波を送信させ、受信するまでの時間をカウント値として測定するものである。
 センサ選択信号を出力すると同時に出てくる信号をトリガとして用い、0.35msに引き伸ばし、それから40kHzの超音波を作り出し、送信する。
 一定時間内に反射波を受信できなければカウンタはアンダーフロー信号を出力し受信信号、又はアンダーフロー信号をは割込み要求信号となり、データを読み込ませる機能を持つ。

(2)回路構成図

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5.3.2 超音波センサ概形図

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5.4.1.1 超音波センサ物理インターフェース

68230(アドレス FCXX51)
ピン名称 方向   信号
PA0 出力 センサ選択信号

0から3で最大4つ選択可能

PA1 出力
PA2 入力 アンダーフロー信号
PA3 入力 カウンタスタート信号
PA4 入力 センサ選択信号(テスト用)

(PA0−1の出力の折り返し)

PA5 入力
PA6 入力 未使用
PA7 入力 未使用
*カウンタはダウンカウントなので設定値との差をとって測定値とする。

CN3
No. 信号
vcc
送信信号
受信信号
GND


5.4.2.1ソフトウェアビジビリティ

Port A Data Register

設定:モード0のサブモード01
設定法 (注:アドレスのXXはジャンパーによる設定)

割り当てられたアドレス 設定 内容
FCXX41 0 0 X 1 * * 0 0 モード0に設定
FCXX47 0 1 1 1 1 0 1 1 サブモード01に設定
FCXX51 ピンアサイン参照 データ入出力
FCXX45 0 0 0 0 0 0 1 1 方向を設定
FCXX61 1X 1 1 0 0 1 changed カウンタを設定
FCXX67、69、6B 
3バイトでカウンタの設定値
FCXX47を設定するときはFCXX41を全て0にしてから行う事
* は光センサボードを参照

テスト項目
PITが正しく作動するか。
   センサ選択信号を0ー1から出力させ4ー5にかえってくる値と一致するか確認する

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