ITP.SAM基本設計書案
初期診断プログラム(ITP)の項
Ver 2.0(rev.2)
配布日

番号V94-MEMO-047
作成日1994.10.4
作成者佐藤、外山、浜崎

7. テストプログラム

7.1 ITP

目的
 MIRSシステム立ち上げ時に以下のことを診断する。

  @CPUボードが正常か
  ACPUボードと各ボードとのインタフェースが正常か

動作形態
 MIRS単独で動作する

動作時間
 5秒以内(人間が苦痛を感じずに待てる範囲)

動作のタイミング
 MIRSのメインスイッチを入れた直後、及びリセットスイッチを押されたとき

分解能
 各ボード単位 診断項目

 1)CPUボード
 CPU
  • レジスタ間のデータの転送を行い、テストする。

 ROM
  • プログラムをROMライタで書き込むときに、チェックサムを同時に書き込んでおく。これと、ITPで計算したチェックサムを比較する。

 RAM
  • すべての番地に00H,55H,0AAH,0FFH,00Hの順にデータを書き込み、すぐに読みだし、双方のデータを比較して、正しいかどうかを調べる(時間がかかりすぎる場合は、番地を限定する)。


 

 2)Man−Machineインターフェースボード


 3)ロータリーエンコーダ・タッチセンサボード


 4)I/Oサブボード
 PWM回路
 超音波センサ回路・赤外線センサ回路



ITPの動作の流れは次頁を参照。

7seg.表示を、以下に示す。
  [0001] : CPU試験中
  [0002] : ROM試験中
  [0003] : RAM試験中
  [0004] : マンマシンインターフェースボード試験中
  [0005] : ロータリーエンコーダ・タッチセンサボード試験中
  [0006] : PWM回路試験中
  [0007] : 超音波センサ・赤外線センサ回路試験中
  [0000] : ITP正常終了


ITPの動作の流れ

13KB


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